同素体についてのまとめ! 浪人生のアウトプット勉強シリーズ その19
こんにちは、大学浪人生のサァモンです。よろしくお願いします。
勉強した内容はアウトプットすることで頭に残る、と本で読みました。
なのでこうしてブログに日々勉強した内容をアウトプットしています。
さて、先日私はこういうツイートをしました。
同素体と同位体の違いって分かりにくいですね。
どっちがどっちなのか、分からなくなります
というわけで、今回は同素体についてまとめました。
同位体との違いも解説しているので、よければご覧ください。
このnoteで分かること
・同素体と同位体の違いが分かる!
・どんな種類の同素体があるのか分かる!
・同素体を持つ原子の性質が分かる!
では、順に見ていきましょう。
●同素体と同位体の違い
まずは同素体と同位体の違いから見ていきます。
こちらのツイートに簡単にまとめましたので、ご覧下さい。
同素体は同一元素からなるが、原子の配列や結合が違う。
同位体は中性子の数が違う物質。
同素体と同位体って、名前は似ていますが中身は全然違います。
同素体は原子の並びに着目しているのに対して、同位体は原子の作りに着目しています。
●四種類の同素体
では次に同素体について見ていきましょう。
同素体を持つ物質は四種類しかありません。
以下のツイートをご覧下さい。
同素体の覚え方。
SCOP(スコップ)
硫黄、炭素、酸素、りんの四種類
硫黄、炭素、酸素、リンの四種類です。
これらは原子記号を並べて SCOP (スコップ)と覚えることができます。
◆硫黄の同素体
まずは硫黄の同素体から見ていきましょう。
硫黄の同素体は三種類存在します。
硫黄の同素体は斜方硫黄、単斜硫黄、ゴム状硫黄の三種類
斜方硫黄、単斜硫黄、ゴム状硫黄の三種類ですね。
これらの特徴については、以下の記事にまとめてありますので、よければご覧ください。
◆炭素の同素体
次は炭素の同素体について見ていきます。
炭素の同素体はいくつかありますが、代表的なものは3つです。
炭素の同素体はダイヤモンド、黒鉛、フラーレンなど。
ダイヤモンド、黒鉛、フラーレンの3つですね。
この内ダイヤモンドは立体網目構造となっており、硬く、電気を通しません。
一方、黒鉛は層と層が積み上がっている積層構造になっており、柔らかく、電気を通します。
◆酸素の同素体
次に酸素の同素体を見ていきましょう。
酸素の同素体はオゾン。
こちらはオゾンだけです。少ないですね。
オゾンの特徴は、淡青色で、特有の匂いを持ち、強い酸化力を持つ、という3つです。
◆リン
最後にリンの同素体について見ていきます。
リンの同素体は主に2つです。
りんの同素体は黄リンと赤リン。
有名な黄リンと赤リンですね。
黄リンはP4で表され、黄白色のろう状の固体です。そして猛毒です。自然発火するため、水中で保存されます。また、CS2に溶けます。
赤リンはPで表される赤褐色の粉末状の固体です。無毒であり、CS2に溶けません。
●最後に
以上が同素体のまとめとなります。
いかがでしたでしょうか?
もし分かりにくいところや、間違っている箇所があれば、コメントで教えていただけると幸いです。
また、所々ツイートを引用していたとおり、私はTwitterもやっております。
もしよければ、フォローしてください。
それでは、今回はこのあたりで終わろうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。