〜今月のウイスキー(2023年5月)〜 ローアンドコー
読書以外の僕の趣味の記事です。日曜更新。
毎月オススメの○○をご紹介していきます。
第1日曜 映画
第3日曜 ウイスキー
アイリッシュウイスキーは、スコッチ、バーボン、ジャパニーズと比べれば世界的なシェアが少ない方なのだが、実はここ数年の成長率が飛び抜けて高く、ウイスキーファンの中ではポテンシャルのあるウイスキーとして評判になっている、らしい。
まぁ、カバランが話題になった時も同じ事を考えたのだが、個人的にはスコッチやバーボンを飲み飽きた人たちが新しいものを求めてマイナーメジャーだったアイリッシュに目をつけた、というだけなのだと思うのだが(笑)
さて、そんなウイスキーファンの中で話題のアイリッシュウイスキーで、昨年2022年の9月に日本に上陸した「ROE & CO ローアンドコー」をご紹介。
このウイスキー、コンセプトが非常に面白く、「カクテルにしてもウイスキーらしさを生かせるブレンデッドアイリッシュウイスキー」なのである。
ウイスキーといえば、日本ではロックで飲むかハイボールで飲むことがほとんどだが、海外ではウイスキーカクテルは割と主流なのだそうだ。
日本でもそのウイスキーカクテル文化を広めるために今回日本での発売がなされたそうである。
ちなみに、僕はこのウイスキーをバーテンさんから教えてもらった時に、ロックとマミーテーラー(ウイスキーにレモンジュースと少量のジンジャーエールを入れてステアしたもの。ちなみに正確なレシピではスコッチウイスキーを使うらしい)というロングカクテルでいただいた。
ロックで飲むと、アイリッシュらしい滑らかさの奥に深い香りがある。口当たりがいいのに満足感が非常に高い。
そしてその後、カクテルでいただいたのだが、なんだかロックの時に感じた深い味わいが消えてしまいもったいない気分であった。
個人的結論。
これはロックで飲んだ方が美味しい。
もしくは、本来クセの強いスコッチを使うべきカクテルを作ってもらったせいで「カクテルでも生きる」というコンセプトを僕自身が殺してしまったのかもしれない。
おそらく、コンセプト通りに「ウイスキー感が生きる」、このウイスキーに合うカクテルがあるのかもしれない。
それを探してみるのも面白いだろうな。