大人になっちゃった方が楽しい

先日、36歳になった。

40代がもう手の届く距離までやってきたわけだが、それに関して嘆く気持ちは全く無い。

むしろ、歳をとるにつれて人生が楽しくなっていっている。

というか、20代後半までは色々あって、人間や世の中に諦めを感じ期待しなくなっていた。「30歳になるまでいいことが一つもなかったら、世の中に思い切り迷惑をかける死に方で死んでやろう」と学生時代の時には結構本気で考えてた。
しかし、いざ30代になってから人に恵まれて、「生きていなきゃいけないな」と思っている。

思えば、20代までの世の中に対する嘆きや怒りは"わからないことが多かったが故に生まれた"ものなのだろう。

36歳になって、もちろん世の中のことが全てわかっているわけではないが、少なくとも「わからないことがあって当然だ」ということは"わかる"ようになった。

昔は大人になんてなりたくないと思っていたけど、いざ大人になれば、人生は大人になってからの方が楽しい、と感じている。

そんなことを考えた誕生日だった。