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〜ひとくち映画レビュー〜 ブレット・トレイン

いやあ、面白かった。
ホントに満足できる映画って「面白い」以外の言葉が見つからないものである。


殺し屋ばかりが乗ってくる新幹線の中で繰り広げられる殺し屋同士の戦い。
アクションありコメディあり、数々の伏線をふざけた感じで回収していく小気味良い脚本も素晴らしい。久しぶりに大満足出来る映画を観た。
個人的には、高校生の頃にタランティーノ映画を始めて観た時(「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」)に似た高揚感があった。純粋に「面白い映画」だと思う。

原作は伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」。これを読んだのが随分前なので詳細は覚えていないが、原作を映画化したというよりかは原作のエッセンスを上手く取り入れて新しい世界観を作ったような映画だ。
原作とは全く違う面白さがあるので、両方ともそれぞれで楽しめる。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のような、熟したブラピのアンニュイなキャラクターもブラピファンにとってはたまらないだろう。ブラピを楽しむだけでも価値のある映画だった。

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