〜ひとくち映画レビュー〜 TUBE 死の脱出
昨日見た「ノック 終末の訪問者」が少し消化不良だったため、もう一本。
こちらは、1人の女性が細い筒状の通路に閉じ込められ、そこから脱出を図るという、シチュエーションスリラー。
邦題もあの名作「CUBE」を意識したものであり、似たようなものだと思って差し支えない。
やや、スピリチュアル的宗教的な面が見えるストーリーだが、管の迷路を進んでいく様子はとにかく怖い。
僕自身、少し閉所恐怖症であることもあり、体の向きを変えることすらも困難なほど狭い通路そのものが怖いし、その中で死のトラップに襲われる恐怖は凄まじい。
ストーリーの粗探しなどせず、シンプルにシチュエーションを楽しむのであれば、かなりの良作であった。