手廻し焙煎機の比較
僕が使っている焙煎機は長年(といっても3年ぐらいだが)愛用しているユニオンの穴あきサンプルロースターと先月我が家にやって来たばかりでまだまだ手探りで使っている富士珈機のFUJI手廻しロースターです。
ユニオンの方は前回の記事でその特徴を書いたので、今回は先月から焙煎を始めたFUJI手廻しロースターのことを少し書いてみます。
まずその存在感。
バスケットボール位の大きさかな。初代ユニオンくんに比べるとなんとも頼もしい感じがします。
重さもなかなかなもので、焙煎機そのものはもちろんなのですが、豆を投入して回転させるとズシッとした手ごたえを感じます。(FUJI手廻しロースターは1㎏まで対応の焙煎機なのですが、まだフルで投入したことがないのにこの重量感。1㎏投入したらもっと重く感じるんでしょうね)
そしてなにより驚いたのはチャフ(焙煎中にお豆から剥がれ落ちる薄皮のこと)が焙煎機の周りに飛び散らないこと!
ユニオンの穴あきロースターの場合は焙煎中にほぼすべてが穴からこぼれ落ち、ガス台の周りはチャフだらけ、おまけに舞い上がったチャフがあたりに散乱。焙煎後の掃除が大変なんです・・・。
しかし、その分、FUJIのほうは焙煎後のメンテナンスが大事になってきます。
冷めた焙煎機を解体してみると、二重になった焙煎機の間にびっしりとチャフがたまっていました。
これまでユニオンの方は解体してもそれほどチャフとか出なかった(こぼれ落ちているので当然ですけど)のでびっくりです。
これをいつもキレイにしておかないと焙煎中のお豆に変なこげ臭がつきそうで注意が必要ですね。
それでもきれいに掃除して、また組み立てるという行為は焙煎機に愛着がわいていいですね。名前とか付けてあげたくなります(笑)
ピカピカだった新品のFUJI焙煎機。何度か焙煎していくうちにいい色になってきました。これからいい仕事をしてくれそうです。
もちろん初代さんも使っていきますからねー。
あっ!肝心の2台の風味の比較を書くことを忘れてた・・・。
それはまた次回ということで。