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タコのまくら 珈琲の話

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タコのまくらの珈琲は手廻し焙煎機を使って自家焙煎した豆をネルドリップしています。そんなタコのまくらの珈琲の話。
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#コーヒー豆

焙煎前の生豆の選別

焙煎前の生豆の選別

珈琲豆、焙煎する前のものは生豆と呼ばれている。

翡翠のように美しい淡いグリーンだったり、少し黄色がかっていたり、大きかったり小さかったり、まるっこかったり、平べったかったり、産地や精製方法によって様々だ。

その生豆、焙煎する前にちょっとひと手間かけてやると、珈琲がぐっとおいしくなる。

そのひと手間とは選別。

生豆をバットに広げて1つ1つ虫食いや欠けた豆、色が黒くなった豆、大きさや形がいびつ

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珈琲のブレンドについて

珈琲のブレンドについて

カフェでずっとご飯を作ってきたからか、ブレンドって料理だなって思う。

おいしい料理にはまず素材、そして調理の方法が大切だ。

甘み、塩み、辛み、酸味のバランスはもちろん、一つまみの塩を加えるだけで甘みがぐっと増したり、ほんのちょっぴりクミンで一気に異国の風味になったり、素材と調味料、スパイスの加減で一気においしさに幅がひろがる。

珈琲のブレンドも僕にとってはそんな感じ。

珈琲の味は生産地や農

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ブレンド珈琲 8時15分

ブレンド珈琲 8時15分

うちの朝食はたいていごはんと味噌汁だ。

ごはんと珈琲はあんまり相性がよくないので(と僕は思っている)、珈琲はどうしても食後になってしまう。

けど、休日になると、トーストですませたり、ちょっと時間をかけてパンケーキやフレンチトーストを作ってみたくなる。

そんな時にはやっぱり珈琲。

そして食事を邪魔しない、すっきりとした飲み心地の珈琲がよい。

酸味、旨味、苦味、それぞれが特化せず、お互いバラ

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ブレンド珈琲 オオアリクイのあくび

ブレンド珈琲 オオアリクイのあくび

ブラジルの珈琲は安心感がある。

おだやかで、チョコやナッツの風味があるものが多く、ほろ苦い感じもまたよい。

おやつと一緒に飲むにはぴったりだと思う。

おやつと珈琲がまじりあい、心地よい風味が口の中でほわぁっと広がっていく。

エチオピアの珈琲がちょっと特別だとしたら、ブラジルの珈琲はいつもの珈琲という感じ。

そんなブラジルメインのブレンドがオオアリクイのあくびだ。

ブラジルに住んでいる生

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ブレンド珈琲 きりんのゆめ

ブレンド珈琲 きりんのゆめ

エチオピアは僕にとって、いや珈琲好きならば誰にとっても特別な珈琲だろう。

その花のようなエキゾチックな香りは他の珈琲にはない。

そして珈琲を焙煎する人にとっては一度はおとずれてみたい場所。

なぜならエチオピアは珈琲発祥の地なのだ。

エチオピアの西部には珈琲の木が生えている原始の森が存在する。何百年、何千年と命を受け継ぎながら脈々と生き続け、樹齢200年ともいわれる珈琲の古木もあるそうだ。

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珈琲パッケージができた

珈琲パッケージができた

夏から進めてきていた珈琲パッケージのデザインがようやく完成しました。

きりんのゆめ

オオアリクイのあくび

8時15分

まどろみとおっぱい

4つのブレンド珈琲それぞれに、その珈琲をイメージしたイラストと名前がついています。

まるで珈琲の名前とは思えませんね(笑)

これらのとても素敵な絵はネットで出会って一目ぼれした大川裕子さんというイラストレーターにお願いしました。

大川裕子

それ

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