案ずるな！耳下腺腫瘍！③もちもの編その２

初めに

ほんとのはじめましての記事はこちら→案ずるな！耳下腺腫瘍！①

いよいよ持ってこいと言われてないけど持って行ったほうがいいもの編です。有用だった順に書いてきます。

持ってこいと言われてないけど持って行ったほうがいいもの編

■気を紛らわすグッズ（最重要）
世の中には注射とか採血が好きな人もいるみたいですが、私は本当に無理で、点滴の針が刺さっている現実も、ドレーンがついている現実も、耳から首にかけて傷がある現実も泣きそうなくらい恐ろしくて。そんな自分は入院中 何かで気を紛らわすことがマストでした。
また、手術後、退化した自分に結構げんなりします。（そうなることをわかっていても。それは退院後もしばらく続きます）非力な自分でもできること。「やったー！」となれるものを持ち込むとなおいいです。

・Nintendo Switch
私はあつ森に助けられました。これは本当。3DSよりもSwitchがオススメなのは、手術直後は端末(スマホも)を見える位置まで持ちあげるのも辛かったから。Switchだと画面はベッドテーブル（ベッドにまたがってるテーブル？）に置いて、コントローラーを持つ手をだらんとしたまま操作できるから。すごい楽。

・ワンセグが見れるスマホ/タブレットとイヤホンと、スマホスタンド
私の入院した病院は、個人スペースにテレビがついていましたが、これがなんと、体を90度左にしないと見れない・・・。(絵をかければ伝わるのになぁ、、ペンタブほしい)要は ベットに横たわったまま見れないんです。。。
このセットならベッドに寝たまま、ベッドテーブルに乗せて見れるし、消灯後も光が漏れにくいのでオススメ。消灯後はさすがに ゲームカチカチしてると周りに迷惑なのでイヤホンしてテレビ視聴してました。ゲームに飽きたり、テレビ番組がいまいちだったら YoutubeでもGyaoでもいいです。パケ代はかかっても無料。寝れない夜の頼もしいオトモです。
スマホスタンドは１００均一のでいいので持っていくといいです。全然違う。私は薄く折りたためるやつ（クリップ型ではなく スタンドのやつ)を持っていきました。できるだけ90度になるやつがオススメ。

■延長コード
これは入院するまで気づかなくて「持ってくればよかった」と強く後悔しました。なぜって、病室のコンセントは壁についていて、さらに枕の上の高い位置に一つだけ。そして届かない・・。
普段持ち歩いているスマホの充電器って意外とコードが短いというのと、スマホとBluetoothイヤホン、タブレット、Switch、、、と充電やってると一つでは足りなかったです。長さは1m、３口ぐらいあればいいと思います。私は持って行かなかったので充電難民になりました…(笑)

■シャンプーハット
手術すると驚くほど「シャワーありがてぇ」ってなります。
シャワーって、普段は当たり前に 自分の意志でできることで、好きな時に入って好きな時にスキップ（「疲れたから朝入ろう～」みたいな）できますが、手術すると そもそも自分ができること、できる時間がかなり限られてくるというのと、入浴のために看護婦さんがテーピングしてくれる、終わるのを待ち構えていて、ガーゼ取り替えてくれる、などいろいろとお手数をかけるものに変わります。入院中のシャワータイムは「限られる とても貴重なもの」になります。そのあり難し30分の間に、頭をしっかり洗う（乾かしタイム含む）には必需品だったなと思いました。
私は持っていかなかったために 濡らさないよう頭を洗うのに慎重に時間をかけすぎて、ドライヤーの時間を失いました。。

■ボールペン（と小さいメモ帳）
手術すると 定期的に看護婦さんが「用を足した時間（大・小）」、「痛みが出た時間」、「夜中に起きた時間」など聞きに来ます。何時ころやったかメモしておくためにあると便利です。
あと、退院前診断の時に 聞いたことをメモるときにあると便利です。（さすがにお医者さんの前でスマホに打ち込むなんてことは できませんでした）

■顔さっぱりシート＆体さっぱりシート
あると全然違いますが、三日目ぐらいからは 洗面所に顔洗いに行ける＆ちゃんとシャワーに入れるので３日分ぐらいあれば十分。（新品を持って行ったけど３日しか使わなかった）

■水筒（350mlぐらい）
全身麻酔時の挿管のせいで のどが常にイガイガして 咳がでるので常に水を飲みたくなります。(飴は唾液が出るのでNG。)
私は水筒に冷水器の水を汲んでおいて 日中、消灯後にちびちび飲むのに使いました。とても便利。２Lのペットボトルの水＋コップを持ち込む人もいましたのでそれもアリかなと思います。
折り曲げられるストローがあるとなおいい。ストロー付きの水筒はもってれば便利だけど買うほどではないかなーという感じ。
※病院内に水のペットボトル(500ml)が売ってればいらない

■味がきつくないふりかけ（２日分くらい）
手術直後から退院までお粥＋柔らかいおかず な生活が始まります。手術後は、味がするもの（唾液をだそうとするから？）、歯ごたえがあるものが痛くて クタクタに煮込まれたキャベツスープですら悶絶するんですが、退院二日前ぐらいになると 味がついたものが食べれるようになってきます。（おかずも味濃いものがでる）が、主食は相変わらず味なしのお粥。しかもどんぶり一杯。ちょっと味がするふりかけがあると嬉しいです。（梅とかわさびは唾液がでるし痛いのでNG。カツオ味も痛かった。のりたまとかがいいでしょう）
全日程分はいらないです。むしろ食べれないので２日分。

ここまでは持って行ったほうがいいものを書いてみました。
次は「持って行って無駄になったもの編」にしようかな。

ではまた。