🐝みなしごハッシの大冒険:第4話「サムライアリの襲撃」配慮をし過ぎる事が、新たな差別を生む事に
第4話です・・・が
ん?
「サムライアリの襲撃」
何の事??
と、思われている方も居ると思います
当然、気付いている方も
タイトル&サブタイトルの元ネタは
『昆虫物語 みなしごハッチ』
1970年代のアニメなので、若い方は全く知らなくて当然で
タイトルの ”みなしご(孤児)” という言葉も知らない可能性が
普段全く使う事もないし、目にする機会も殆ど無いですしね
みなしごアニメの2大巨頭(勝手に決めました)のもう一つ
『タイガーマスク』の主人公、伊達直人が育った場所
”孤児院”も、今では”養護施設”と呼ばれ
”みなしご” という言葉は殆ど使われなくなりました
ちなみに、アニメ版タイガーマスクのED曲
[みなしごのバラード]は凄くいい曲なので、一度聞いてみて下さい
そういえば、タイガーマスク運動ってありましたよね
伊達直人名義でランドセルを贈るという
自分も一時期、児童養護施設へたこ焼きを焼きに行ったり
定期的に、暖かいたこ焼きを届けたりしていました
このような行為、やり続けているとイロイロ考えます
というか・・・かなり悩む
あ、また長くなりそうなので、話しを戻します
この ”みなしご” という言葉
一部で言われている ”放送禁止用語” ではないようです
しかし ”差別用語” ではありますよね
実体験として、自分はよく言われました
言われるシチュエーションは間違いなく
悪口としてや、見下す時や関わりたくない時
そんな時によく使われました
その度に
『俺が何をしたんだ?』『みなしごは生きてちゃいけないのか?』
そう思ったもんです
”みなしご” の他に ”障がい者” 関係の用語も、人によっては
しかし、問題なのは ”言葉” の使い方ではなく
使う側というか、周りの人の
”意識” や ”環境” だったり ”教養” の問題ではないかと
あと、今回のサブタイトル
「サムライアリの襲撃」にちなんだ話も
アニメでは ”サムライアリ” が ”クロヤマアリ” を奴隷として働かせる
そんな場面が出てきます
日本では奴隷というものが身近ではなく
黒人奴隷についても、その事がどれだけ酷い事なのか
実感としては殆どありません
ですが、漫画やアニメ、エンタメ等映像作品の世界ではかなり影響があり
『ちびくろサンボ』や『ジャングル黒べえ』 『オバケのQ太郎』
は単行本が回収や絶版までされたそうです
実際に当事者が訴えた事ならまだ解りますが、そうでない事もあり
当事者不在のまま、一部の団体が抗議をし
配慮という名の忖度がどんどん広がり、全く関係のない所にまで飛び火します
排除や蓋をして遠ざけるのではなく
その人達がどのような環境だったのか、どのような苦労があるのか
もし自分達の身近に居たらどうするべきなのか
その事を学ぶ機会や、考える時間を増やす事の方が大事だと思うのですが
どうなんですかね?
自分は今までいろんな差別や屈辱的な言葉を吐かれてきましたが
じゃあ自分は誰かにそんな思いをさせていないのか?
そう考えるようになり、少しづつですが学んでいる最中です
そして、その学んだ事をお客さんに伝えたり
疑問に思った事は積極的に自治体へ投書したり、国の機関へメールもします
政治家の方と直接話す機会もあるので、その時もしっかりと聞くようにしています
もちろん、選挙には毎回必ず行っていますし。お客さんにもなるべく行くように勧めています
自分の為だけではなく、大切な人の為、その家族や知り合いの為にも
学ぶ事は大事ですよね。
前回
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