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内向型の僕が、ちょっと無理してでもCSコミュニティを運営する理由①

【目次】
1. 告白。内向型の僕は、無理してコミュニティ運営をしている?
2. なぜ今、カスタマーサクセス関連のコミュニティを運営するのか?

===== ①はココまで =====

3. コミュニティ・イベントの運営で気を付けたいことって何だろう?

初noteを書きます。小林 泰己です。「5秒で繋がるオンラインルーム・ベルフェイス」を提供する、ベルフェイス株式会社のカスタマーサクセス企画室として、テック~ロータッチのカスタマーサクセス活動や、データ分析・戦略立案をしています。

2018/9/11(火)に第4回目の開催となった「Japan Customer Success Community(以下、JCSC)」のコミュニティマネージャーをやっています。

おかげさまで、1回目の開催から30人、50人、70人…と徐々に参加希望者が増え、今回の開催で参加希望者100名を越えました。カスタマーサクセスの注目度や、盛り上がりを強く感じます。

自己紹介も兼ねて、JCSCに関する想いだったり、コミュニティの組み立て方や狙いなどを書いていきます。(長くなったので、2回に分けます)

とはいえ「イベントを成功させる方法!」とか「コミュニティ運営ノウハウ、これはおさえるべき!」とか、そういうことを言うつもりはありません。あくまで自分が大事にしていること、していきたいことを書いた上で、それがきっかけでコミュニティ運営に関する意見交換ができたりしたらいいな、と思っています。

1. 告白。内向型の僕は、無理してコミュニティ運営をしている?

最初に告白しますと、僕は完全に内向型人間です。

・1人でいることがまったく苦じゃない。(≠人と関わりたくない)
・パーティや大勢がいる飲み会に出席すると、エネルギー消耗が半端ない。
・会話をする場合、なるべくならシミュレーションをしてから話をしたい。
 なんならチャットでやりたい。文字編集させてくれ!(笑)
・人と話すことが嫌いなわけではない。じっくり深い話をしたい。

まだまだありますが、コミュニケーション関連の特徴としてはこんな感じです。「暗ッッッ!!」(笑)

でも、僕を知っている方からは「社交的のように見える」「明るく見える」とも言われたりします。本当の自分は一体どこにいるのでしょうか…。

…おっと、今日は自分探しの旅だったり、外向型/内向型の話をしたかったわけではないので、この話は一旦置いておきましょう。

問題は、大勢がいるパーティやイベントで、乾杯時にはすでに残りライフが数ミリになるような僕が、なぜ自らコミュニティを運営しているのか?ということです。

僕は自分に嘘をつきながら、無理してコミュニティ運営をしているのでしょうか?…答えは、ほぼNOです。

2. なぜ今、カスタマーサクセス関連のコミュニティを運営するのか?

ほぼ、というのは、ちょっとは無理をしているからです(笑)。大勢の人を盛り上げられるような華は自分に無いと思っていますし、そういうことが強みだとも思っていません。じゃあ、なぜコミュニティを運営しようと思ったのか?

それはとってもシンプルで、「カスタマーサクセスという火を消したくない。一時的な流行りではなく、これからの『当たり前』にしていきたい」
これだけです!この想いは、強いと思います。

僕は新卒時、サブスクリプション型のビジネスに従事していました。毎月安定的に収益があがるビジネスモデルに感動した記憶があります。一方で、その安定さにかまけて、保守的になっていると、どこかでビジネスは縮小してしまう…生き延びられないのでは?と当時から漠然と感じていました。

なので、プロダクトの開発強化やサポートの強化を提案してみますが、コスト観点だったり具体性に欠けていたりで、目覚ましい改革はできませんでした。要は、当時の僕には、それを成し遂げる経験値も、スキルも(もしかしたら想いも)足りなかったんです。悔しい思い出です。

カスタマーサクセス、という概念は新しいもののように語られます。ですが、「顧客の成功が自分たちの成功」という考え方は、ビジネスの本質として昔からあるハズです。

それが、XaaSと言われるサービスが増えると同時に、サブスクリプション型のビジネスモデルが主流になった今だからこそ、改めて注目されるようになりました。

そして、みんなが大事だと感じていたことに対して「カスタマーサクセス」というラベルが貼られた。それによって、今までぼんやりとあったハズのものが、よりわかりやすくなったのだ、と考えています。

ラベルができた今だからこそチャンスです。企業や世間が注目している今だからこそ、カスタマーサクセスに取り組む意義や、手法を確立させられる良いタイミングが来ています。

青臭いことでもなく、夢物語でもなく、「顧客の成功が自分たちの成功」を掲げながら仕事をできることって、本当に幸せなことだと思うんです。あなたが幸せなら、私も幸せ。だから僕は、カスタマーサクセスは一言で表すと「We're Happy」だと思っています。We're、です。

僕はこの火を消したくないし、そのためにきちんとした情報交換ができる場、一緒に戦う仲間を見つけるための場をつくりたくて、コミュニティを立ち上げました。

自己紹介メインの初note。今回は、ここまで。
次回は、JCSCというコミュニティの路線やポジションをどう設計していこうとしているか?を書いてみたいと思います。

※「内向型の僕が、ちょっと無理してでもCSコミュニティを運営する理由②」はコチラから

カスタマーサクセスに関するnoteを中心に更新しています。これからも、よろしくお願いします!