【ビートルズがまだ続いていたら。。。】

これはただのいちビートルズファンの
戯言（ざれごと）です。

ビートルズは1970年に解散しました。

1980年にジョン・レノンが暗殺され、
2001年にはジョージ・ハリスンが
病で他界しました。

なぜ、ビートルズが解散したのか？

について今更グチャグチャ語ったところで
仕方ないですが

誰も傷付けないスタンスを取るならば

『メンバーそれぞれでやりたい事の方向性が
バラバラになって
一緒に活動出来なくなったから』

であり、
確実にコレもあるとは思います。

1960年代によくビートルズと比較された
ローリング・ストーンズは
2024年現在も現役バリバリです。

もう62年も活動しているという
とんでもない記録を作っています。

ビートルズはメジャーデビューしてから
8年で幕を閉じました。

逆に言うと、ビートルズが1970年に解散せずに
ずっとその先も続いていたとしたら

今ほど伝説的な扱いでは無かっただろうな
とも思います。

イギリスのメロディーメイカー誌の中で
毎年行われていた
人気アーティスト年間ベストランキングでは
1964年〜1969年まで
ずっとビートルズが1位でしたが

1970年はレッドツェッペリンに
取って代わられています。

ここくらいがギリギリ、ビートルズが
時代の最先端で居られた期間だったのでしょう。

ビートルズの最大の武器は何と言っても
美しいメロディー。

それに尽きます。

スタジオでの様々な実験などに
つい話を奪われそうになりますが

結局、どんなスタイルや挑戦をしても
ビートルズがトップを取り続けていたのは

圧倒的なメロディーを出し続けられたから
に違いありません。

で、そういう点で観た時、
1970年の解散以降も、ジョン・レノン、
ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン
も

美しいメロディーの曲を沢山書いています。

ですから、実際、1970年以降もバンドが
続いていたら

トップを走る事は無かったとしても
そんなにズドンと地位が落ちる事も
無かったのだと思います。

僕はただのいち大ファンの気持ちとしてですが
1970年以降も
ローリング・ストーンズの様に
ビートルズが続いていてほしかったです。

勿論、アルバムの完成度としては
今、残っているモノよりは
いくぶんクオリティー的に低くなる
可能性が高いのかも知れません。

ストーンズの場合を考えてみても
そうだと思います。

70年代後半〜現在までのストーンズのアルバム
の出来は
そんなに飛び抜けていいかと言われると
『う〜ん』と個人的にはなります。

曲単体で言うとすごい名曲も沢山ありますが。

ビートルズが分裂して

ジョン・レノンはめっきり実験的な作風を
やめてしまいましたし

ポール・マッカートニーはウイングスを
作りましたが、メンバーは安定せず

相変わらずメロディーは良かったですが
それ以上の何か画期的で刺激のある曲というと

無かったのかな、と感じます。

バンドというのは本当にマジックです。

ですから、もし、解散していなければ…

という話題の時に、単純にそれぞれの
ソロの寄せ集め的な感じで空想すると

案外、的外れになるのかも知れません。

ビートルズとして曲を出すという事で
作っていく訳ですから

ジョン・レノンで言うと
『ジョンの魂』に収録されている様な曲は
発表されなかったかも知れません。

ポールだって、もっともっと
違う系統の曲を生み出すでしょう。

単純に『RAM』に入ってる曲などが
発表されてゆく、

という事でもないんだと思いますね。

これは個人的な趣味ですが

売れてない時のバンドのアルバムや

もしくは売れた後でも
世間一般的にはあまり評価が高くないアルバムや
広がりを見せなかったアルバムに
注目して聴くというのが大好きなんです。

ビートルズもそういう期間が
あったら
すっごいそれを楽しめたのになぁ、と
残念です（笑）

【ビートルズの駄作】

考えただけでもワクワクします（笑）

『フォー・セール』や『イエロー・サブマリン』
を駄作という人達も居ますが
なんのなんの、普通に傑作ですよ。

まぁ、ビートルズの4人がそろっていて
プロデューサーがジョージ・マーティンだと
したら

駄作なんてなかなか生まれない様な気も
しますけどね。

ジョン・レノンはインタビューで

「ビートルズが解散してなければ
どういう音楽をやっていたと思いますか？」

という質問に対して

「ELOみたいな感じじゃないかな」

と答えてます。

まぁ、確かにそれっぽい感じはしますよね。

なんだかんだでビートルズは時代の
流行りを取り込んでいく姿勢も大いに
ありましたから

ディスコが流行ればディスコ風、
パンクが流行ればパンク風、
テクノが流行ればテクノ風の曲も
作ったのかな、とも思います。

あくまでもメロディーを重視しながらですが。

はい。今回は以上です。

ありがとうございます！