【黒い自分との付き合い方】

誰にだって黒い部分はあると思います。
僕も例外ではありません。

黒い、…というのをどう定義するかは
難しいんですが。

僕の場合、あんまり物欲みたいなモノは
少ないんです。
僕はホントに物には全然頓着しません。

明日起きたら、家の物すべてが
ぶっ壊れていても『ふ〜ん』くらいで
済ませられます。

僕の黒い部分は多分、対人関係ですね。

別に相手をコントロールしたいとか
支配したいとか
何かやってほしいとか

そういう系統ではありません。

悪意…..？ というんでしょうか。
う〜ん、難しいところですが、でも悪意ですかね。

そういうのに僕は敏感です。
相手に悪気が無かった場合は
もう何でも許してしまうし、1mmも
気にしないのですが

何か悪意とか意図的なイジメの様な雰囲気が
僕に伝わって来た場合

正直、僕のこころは真っ黒になります（笑）

『なんだ、てめえ。なめてたらはっ倒すぞ』

くらいは一回思うかも知れない。怖いね。

でも、相手が悪意を寄せて来ているんだから
それくらい考えたっていいじゃないか。

昔々、お釈迦様のところに
お釈迦様の悪口をガンガン言ってくる奴が
やって来たそうです。

そいつは延々と悪口をお釈迦様に
叩きつけていたのですが
お釈迦様は終始無言。無反応。

「なんだ、なぜ黙っているッ！」

『…..誰かがお土産を持ってきたとして
相手がそれを受け取らなければどうなると
思いますか？』

「！！！？」

そう。お土産は全部持ってきた者が
そのまま持って帰る事になるのです。

だから、僕も決して言い返したり
やり返したりはしません。

けれど、僕の中は一瞬真っ黒になる。
で、その事自体を許せてなかった頃がありました。

『なんて自分は黒いんだろう。
なんて自分は悪いんだろう』と
責めていた事がありました。

しかし、ある時期からそれを
許せる様になりました。

そんな悪意をわざわざ向けてくる奴に対して
気を使う必要なんてないわ。ないない。

そいつはもう金輪際知らん。
勝手にしやがれ。

という感じのスタンスになりました。
そいつに対しては、別に悪口も言わないし
挨拶して来たらちゃんと挨拶を返しますが

それ以外はもう完全近寄らず。冷酷な態度。

僕はそうやって僕の黒助と付き合っています。
今のところはそれでいいと思って居ますね。　　

ではでは、少し短いですが
今回はこの辺で。
ありがとうございます。