未来ではなく今を見る
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私たち家族は2024年4月に憧れの地、長野県松本市に移住しました。長野移住を夢見て10年、そのために自分のキャリアを作ってきたし、お金も貯めてきました。
この10年間、私の脳は9割以上が未来のことが占めていたと思います。どうすれば理想の生活が送れるか。いつもそのことを考えていました。
そして長野移住が実現した今でさえ、よりよい未来にするために何をしたら良いかということを考えてしまいます。せっかく理想の生活を手に入れたはずなのに、この街の匂いや夏の暑さ、蝉の鳴き声、川の音を楽しめていないのではと少し感じています。
これは私の性格上、仕方ないことなのかもしれません。今があるのは過去の自分がいたからです。しかし、もうこれ以上、未来のことばかり考える必要はないのかもしれません。今のこの瞬間、家族との食事、子どもの自転車練習、日曜日に妻が仕事に行っている間の子どもとのお留守番、こんな一時をいつか思い出す瞬間の方がより良い未来なのかもしれません。
今はとても充実しています。そして、より充実した日々を過ごすため、未来でもスマホの画面の先にあるものでもなく、今目の前にあるこの瞬間を感じることが大事なのだと最近感じています。
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