「ノイズ論」発売前夜に想うこと…
ふぅ。。。やっと完成した。。。
もうすぐノイズ論を発売する。
発信活動を開始して以来の「過去最大のプロジェクト」。
全ては、このポストをきっかけにスタートした。
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ぶっちゃけこのツイートを投稿したのは、
学校公演のツアー初日から帰った朝のこと。
そこから12月までの4ヶ月間、
怒涛のスケジュールで日本全国を駆け巡った。
全公演が終わった瞬間に、
出演者がみんな一斉に体調崩すくらいには怒涛だった。
そんな中、私は同時進行で
そんな日々だった。
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今だから言うけど、
ぶっちゃけ超しんどかった。笑
脳内は常に「ノイズ論」一色だった。
だからこそ、いいものが書けたはず。
最初は平気で10万文字いく予定だったが、
長すぎて誰も読まないのは本末転倒じゃん?
だから、3万文字まで削りに削った。
これを読んでいるあなたなら、
何の疑問も持たずに「そうだよね」って感じだとおもう。
でも、よく考えてみてほしい。
ほんの”5ヶ月前”まで、99%のマジシャンは
『ノイズ=悪』
と言う考えだったはずだ。
マジ必死にノイズの基礎知識を発信し続けた。
そうすれば、
🥺「実はノイズは味方になるんだよー!信じてー!」
っていう説得に数千文字も割かなくて済むし。笑
まぁこういう努力が実って、
3万文字まで削る事ができたんだ。
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とまぁ苦労話はこれくらいにして、
こんな活動をしていると、
いろんなマジシャンからこんなことを聞かれる。
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その答えはシンプルで、
『悔しいんよ。』
マジで。心から。
この間、ひょんなきっかけで、
あるパフォーマンスを見る機会があった。
それがこの方々。
もしかしたらしたら見た事あるかな?
正直ね、
エグかった。
何から何まで圧倒された。
ここまで圧倒されるパフォーマンスは
日本で他に見た事がないレベル。
映像で見るのとはマジでレベルが違う、
生ならではの”圧”を感じた。
で、
「めっちゃくちゃ悔しかった」
同じ人間なのに。
同じ日本人なのに。
同じパフォーマーなのに。
なんでこんなにすげぇのか?って。
「なんで俺にはこのレベルの”圧倒”ができないんだ?」って。
ぶっちゃけな、自分で言うのもなんだけど、
マジシャンの中で言えば、
パフォーマンスはそれなりに強いと思ってる。
なんなら、他のエンタメと比べても、
出演者の中で最年少の俺がトリを任される程度には
”パフォーマンス力”も”空間支配力”もあると思ってる。
でもさ、
やっぱり上を見ると
「すげぇ悔しい」。
なんで俺はその境地に達してないんだって思うと、
こうやって文字打ってる今でも、鮮明に悔しい。
まぁ
この感情があったから、
元ド底辺でも折れずに這い上がれてるんだろうな。
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でだ。
この『悔しい』って感情は、
業界に対しても思ってる。
こういう状況が、マジで悔しい。
例えば、
・ダンス
・お笑い
・俳優
みたいな、他のエンタメからマジックに参入した人って、
ことごとくマジシャンをなぎ倒していくじゃん?
これって、マジックの負けなんよ。
【みんな悔しくねぇの?】
脳死で
じゃないのよ。
※これは、決して他のエンタメから来た人の批判じゃない。
他のマジシャンが持っていないスキルがあるのは
本当に素晴らしいことだし、それを存分に発揮すべき。
そこじゃなくて、
当然のようにマジックの負けを認めてる人に言いたい。
「それでいいんか?」って。
マジックだって、れっきとした芸能の一つ。
だったら、
「他のエンタメ齧ったくらいで勝てるような
甘い世界じゃないよ😎」
って腕組みしながら言えるくらいの余裕があってほしい。
というか、それが”プロ”なんじゃないの?
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俺は、仕事でいろんなエンタメの表も裏も見てきたよ。
それで確信したんよ。
『マジックにも充分に勝てる要素がある』
それが何かというと、
「不思議」なんよ。
不思議って、ある意味で
観客の脳がバグることで起きる感情だったりする。
そんな、
『脳の混乱を作ることのできるエンタメ』
なんて、マジック以外にはほとんどない。
そして、これは
プロの俳優さんでも表現のできない部分なんだよ。
舞台の実技指導をすると毎回思う。
俳優さんは、”魔法”のような
この世に存在しないものは表現できない。
みんな、不思議なことを起こす演出の時だけ
いきなり”素人感満載”になるんよ。笑
それくらい、”不思議”ってマジシャンにしか表現できない。
裏を返すと、
マジシャンは”不思議”の表現力に関しては、
実は超レベルが高いってこと。
だけど、多くのマジシャンは
🥺「普通に演じても面白くない」
とか言って、
みたいなもので、
せっかくの”不思議”をかき消している。
まぁ俺もそうだったから分かるよ?
こういうことをしないと明日の仕事で成果が出せないから、
突貫工事でこうなっちゃってること。
でもさ、これって本当に”プロ”なん?”マジシャン”なん?
というか、マジックを見る経験が少ない観客からしたら、
ってなっちゃうんよ。
ちゃんとシンプルに
『不思議だけ勝負しても成果が出せる人』がやる
演出
トッピング
は、出来ない人のそれとは違うんよ。
おかげさまで、
マジックは演じる機会がいっぱいあるでしょ?
「居酒屋」「レストラン」「マジックバー」
こういう間口が広い現場がたくさんある。
だからこそ、
1人の「プロって思われたい」っていうプライドに近いエゴが、
大勢の観客の中で”マジックそのもの”の価値を下げるんよ。
そんなん、めっちゃ悔しくねぇか…?
(これ悔しくない人は、多分マジックそんな好きじゃない)
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話を戻そう。
俺は、ド底辺からここまで変わる事ができた。
そのきっかけは『知識』だった。
タネの知識でも、演出論でもない。
観客は、
っていう、パフォーマンスの”根幹”の知識。
でも、マジシャンの99%が
この『基礎中の基礎』を知らないのが現状。
この理由は、
とか色々あるんだけど、ここはいずれ話すわ。
とにかく俺が言いたいのは、
今のマジシャンにとって、
こういったパフォーマンスの知識っていうのは
『知ってるだけで雲泥の差がつく知識』
になっているということ。
逆にいうと、それさえ知れば、
『”不思議”という武器だけでも充分に戦える力をつけられる』
ってこと。
ド底辺だった俺が言うから間違いない。笑
今回のノイズ論は、
そんなパフォーマンスの知識の第一章とも言っていい。
といった、超実践的な話だけに絞って解説している。
簡単にいうと、
「”見やすい”を超えた、”見ざるを得ない”
惹きつけ力を身につけようぜ」
ってのがゴール。
しっかり実践してくれれば、
こういった悩みは、あらかた解決するはず。
正直、ここまでノイズとフォーカスに徹底して
解説してる教材は、
”他に見た事がない”。
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みんなマジでさ、
『マジックで真っ向勝負できる”力”をつけようぜ?』
”不思議”っていう武器を持ってるマジシャンは、
それだけで十分に強い。
それは、7年間そこを追求してきた私が保証する。
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ということで、『超ノイズ論』は
【明日1/30の18時〜発売開始】です。
この「特典」がまたモニターさんに好評だったのよ!
なので、ここまで読んでくれてあなただけに
サムネだけチラ見せするわ。
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無料部分だけでもいいので、
公開されたらすぐ読んでみてほしい。
後悔はさせない。