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シンフォニア第6番・第7番(ボイス)

いらっしゃいませ。

ようこそ、CLASSIC BAR VERSTECKへ。


さて、"本日のオススメ"は、ボイス作曲の『シンフォニア第6番・第7番』です。(数字は1-22。名曲解説全集第1巻P22)


ウィリアム・ボイス先生。1711年-1779年(67歳)の、イギリスの作曲家ですね。

およそ10年後くらいにモーツァルト先生の父上が、20年後くらいにハイドン先生が生まれる、そんな時代です。


25歳ころには、王室礼拝堂の作曲家に就任。

その他、オルガニスト、王室楽団の作曲家、そしてイギリス宗教音楽を集成した楽譜集「カテドラル・ミュージック」の編纂を行いました。

34歳ころには、国王の音楽師範に。


ボイス先生、教会音楽を中心に作品を残しましたが、世俗的な作品も多く残しており、当時も成功を収め、現在でも演奏機会の多い作品もあります。


それが、本日の曲を含む、『シンフォニア』。

ボイス先生のシンフォニアは、8曲あります。

シンフォニアの成立状況的には、元々は劇音楽などの序曲として書かれました。


この時代の序曲は、フランス風の序曲が根強い人気がありましたが、徐々にイタリア風の序曲が浸透を始めていたころ。

そういった経緯もあり、8曲中の前半4曲がイタリア風、後半4曲がフランス6風になっています。


本日は後半の6番・7番。


曲は、この時代のシンフォニアとしては、とてもベーシックで、心地よい曲に仕上がっていますね。



本日の音源は、Academy of St Martin in the Fieldsさんのチャンネルを視聴しながら書き進めてきました。ありがとうございます。


本日もご来店いただきまして誠にありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。

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