ソナタ ニ長調 K.114(スカルラッティ)
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さて、"本日のオススメ"は、スカルラッティ作曲の『ソナタ ニ長調 K.114』です。(数字は14-205。名曲解説全集第14巻P203)
ドメニコ・スカルラッティ先生。1685年-1757年(71歳)の、イタリアの作曲家ですね。
大バッハ先生、ヘンデル先生と同じ年の生まれ。
1685年、とんでもない当たり年ですね。
日本では、第5代将軍徳川綱吉が生類憐みの令を出したころ。
アレッサンドロ・スカルラッティ先生のご子息。音楽家一族であるスカルラッティ家に生まれました。
15歳でナポリの教会付き作曲家兼オルガン奏者に就任。24歳でポーランド王妃の楽長を、29歳ころにはサン・ピエトロ大聖堂の楽長を、34歳ころにはポルトガルの王室礼拝堂の楽長を、それぞれ務めました。
53歳ころには、チェンバロの練習曲を出版し、ヨーロッパ中に名声が広がりました。
555の曲のソナタを作っています(カウントされているもの)が、そのうちの「ニ長調」でK.114が本日の曲です。
Kは、カークパトリック番号と言うそうで、他に、L、P、CZで表記する方法もあるようですが、Kが一般的だそうです。
ちなみに、2曲1対だそうで、K.113とセットみたいです。
古典派のソナタ形式とは違い、多くのものはソナチネ風の2部形式になっています。
バロック期のポリフォニーと、前古典派のホモフォニーを土台に、広い音域を上下する音階やアルペッジョや革新的な和音が特徴。
とても軽やかで、確かに音域広いですね。
大バッハ先生とはやはり少し雰囲気が違いますね。
本日の音源は、pianomaedafulさんのチャンネルを視聴しながら書き進めてきました。ありがとうございます。
本日もご来店いただきまして誠にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。