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ゴルトベルク変奏曲(J.S.バッハ)

いらっしゃいませ。

ようこそ、CLASSIC BAR VERSTECKへ。


さて、"本日のオススメ"は、J.S.バッハ作曲の『ゴルトベルク変奏曲』です。(数字は14-115・名曲解説全集第14巻P115)

ヨハン・セバスティアン・バッハ先生。1685年-1750年(65歳)の、ドイツの作曲家でしたね。

クリスマス・オラトリオ第5部の回イギリス組曲の回以来の、3回目のご登場です。なお、ご子息にも、シンフォニアWQ183-3の回でご登場いただいていますね。


大バッハ先生。

1685年トリオ。J.S.バッハ先生、ヘンデル先生、スカルラッティ先生の、当店ならではの呼び名ですね。

当店では、何度もこのワードが出てきました。


本日の『ゴルトベルク変奏曲』は、有名な曲です。

先生、57歳ころに出版された作品。65歳ころに亡くなりますので、結構後半の作品で、チェンバロ単独の作品としては、おそらく最後の作品のようです。


クラヴィーア・ユーブングの第4集。ユーブング=「初心者のための練習ではなく、すでにある程度修練を積み重ねてきた人に、さらに自分を高める道を示してくれる曲集」(コチラのブログ記事より引用させていただきました)とのことです。


ゴルトベルク変奏曲と呼ばれているのは、ゴルトベルクさんという方の名前から取られているようです。先生のお弟子さんのお名前。

カイザーリンク伯爵さんに仕えていたゴルトベルクさん。伯爵さんの不眠を慰める曲を書いてもらえるよう、先生に依頼をしたそうです。先生自身もお世話になった伯爵さんのためにと、作ったそうです。

だったら、カイザーリンク変奏曲でも良さそうですがね~


意外と先生、変奏曲はあまり残していないようです。

この曲は、そんな中で30の変奏が展開される、50分ほどの壮大な曲を書いたのですね。


元々はクラヴィーアの曲でしたが、後世になると、様々なアレンジも生まれ、金管楽器で演奏されるものも出てきました。


本日の音源は、所蔵のピノックのチェンバロのものを聞きましたが、ちゃんと聞いたら、ものすごい早いパッセージがあるんですね。途中倍速で聞いてたっけ??と思うところが何度も出てきました。ピアノだとそこまで感じないんでしょうけど、鍵盤楽器素人的には、チェンバロってこんなに早く弾けるんだ、っていう新鮮な驚き。


本日もご来店いただきまして誠にありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。


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