スペイン組曲 第一集(アルベニス)
いらっしゃいませ。
ようこそ、CLASSIC BAR VERSTECKへ。
さて、"本日のオススメ"は、アルベニス作曲の『スペイン組曲 第一集』です。(数字は16-278。名曲解説全集第16巻P276)
イサーク・アルベニス先生。1860年-1909年(48歳)のスペインの作曲家ですね。
同い年生まれとしては、かのマーラー先生や、ヴォルフ先生と同い年です。
4歳でピアノを弾く天才児。ライプツィヒの音楽院で短期間学んだのち、ブリュッセル音楽院で学ぶ。23歳頃に作曲家で教師のペドレルにスペイン音楽の作曲を勧められ、本日の『スペイン組曲』26歳で完成。
ピアノ独奏曲で、全8曲。
うち、第1集がアルベニス先生自身が発表したもので、残り4曲は、タイトルだけが残っていたものに対し、アルベニス先生の別の曲をあてがい、第2集として出版したそうです。
なので、一般的に親しまれているのが第1集という事になります。
ん-、なるほど。
スペイン人が書くスペインは、こんな感じなんなのだなと。
というか、スペイン、改めて言われると、どんな感じなのか。
ラヴェル先生の『スペイン狂詩曲』
シャブリエ先生の『狂詩曲「スペイン」』
リスト先生の『スペイン狂詩曲』
ん-。
さて、この組曲は、4つの曲で構成されています。
1)グラナダ
2)カタルーニャ
3)セビリャ
4)カディス
なるほど。4つとも、スペインの地名で、日本でいうところの、県庁所在地的なところみたいです。
どうやら、その地域の特徴が表れているらしい。
情熱の国、っぽい感じはあまりしないですが、むしろ、身を委ねられる良い雰囲気の曲だなと思います。
でも、何度か聞いていると、やっぱりそんな雰囲気がしてくるもので。
本日は、YouTubeのPaco M.さんのチャンネルを視聴しながら書き進めていきました。ありがとうございます。
本日もご来店いただきまして誠にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。