【#11】2025年問題。ついに5人に1人が75歳以上になった!!!
宅建ダイナマイト合格スクールのおーさわ校長です。
ついに2025年になりました。
となると、とうとう「2025年問題」ってのが“騒ぎ”になってくるかも!!
「2025年問題」とはなにか?
「2025年問題」はなにかというと、人口の5人に1人が「後期高齢者」になるという“問題”で、「後期高齢者」とは75歳以上の面々です。
いわれてみれば、いっぱいいるなー。
完全なる、人類史上類まれなる高齢社会だそうです。
昨今は「化」は付けない。
ちょっと前までは「高齢化」だとか「少子化」だとか「化」がついていたんだけど、もうそうなっちゃったからね。
でね。
高齢者の面々にしてみると、この75歳というのがある種の「壁」みたいなもんで、ここを乗り切れるかどうか。
ほら、あれですよ、健康寿命っていうやつです。
健康寿命とは「介護や寝たきりにならないで日常生活を送れる期間(寿命)」だそうで、厚生労働省は2040年までに75歳以上とすることを目指しているとこのこと。
いまのところの平均寿命は、2022年でのデータによると男性が81.05歳、女性が87.09歳です。
ちなみにオレたち男子で計算(単に引き算)してみると。
81歳マイナス75歳=6年。
この「6年」が介護だ施設だというわけで、要は人の手(=カネ)、つまり若い衆(粋な感じで「わけーし」と読んでね)の人力とカネに頼らないと生きていけないわけだ。
なので若い衆のみなさん、どうぞよろしくっす。
期待してまぁーす。
ぶっちゃけ、オレなんかだと、そんなにまでして生きていても(=ってか死なせてもらえないのも)つらい。
・・・そのときのオレに「つらいという意識」があればの話だけど。
困った世の中になったもんですな、ご同輩!!
若い衆がいないので大学崩壊
では「2025年問題」で、世情はどんな騒ぎになるかというと。
多死社会となる。
なかなか死なない(死ねない)としても、そりゃ人間だもの、いつかは死ぬ。
死亡率100%というとびっくりするけど、でもまぁそうだ。
ちなみに、今年(令和7年)の元旦の新聞を読んでたら、「令和7年の新成人(平成18年生まれ・18歳)は109万人」という記事があって、「そうか100万人以上いるのか」とまぁまぁ安心かなと思いきや、オレの弟世代の「1968年(昭和43年)」が236万人だったようで、あらま半分以下なのね。
となると、たとえば「大学の経営」ひとつとっても、今の数や規模のままでなんとか、なんていうのは根底から無理な話となるわけで、大学の受験屋連中(予備校っすね)もあかんだろ。あまり気もしてなかったけど、大学って全国で800もあるんだってね。
・・・というようなことをつらつら思っていた矢先、昨日(令和7年1月7日)のニュースで「新宿の予備校が倒産した」と。
記事のトーンとしては「大学受験直前の今の時期に受験生がかわいそう」だった。
まぁそうだよね。
医学部系のコースもあって「250万円払った」という若い衆のインタビュー動画も流れたり。
ニュース記事としては、まぁこんなトーンでよいだろう、と上から目線(笑)。
いずれにせよ、「全額前払」なんてやばい。
そりゃ多少安くなったりしてるのかもしれないけど、サービスを受ける前に、とか、物の引渡しを受ける前に「全額を払っちゃったー」なんてことをすると、こういうリスクあり。
となると、我らの「宅地建物取引業法(略称:宅建業法)」では第41条と第41条の2で「手付金等の保全措置」という規定があって、こういったリスクをカバーしていこうと。
つまり一般消費者を守ろうとしているわけだ。
・・・と書くと、「そうか宅建業法ってのは先進的なんだ」と思う人もいるかもしれませんが、あはは、大いなる誤解だ。
この手の「物件の引き渡し前に代金を払っちゃったのに売主業者が倒産した=カネが返ってこない」というトラブルがあまりにも多かったので、「もうしょうがねーなこいつらは」ということで、こういう規定を作ったというのが正しい流れです。
多死社会となると!!
話を戻しますと、多死社会の到来だ。
いったいどれくらいの死亡数か。
2023年で見てみると、死者数は約157万6,000人で過去最多とのこと。
現時点でも、ワタクシが居住している大都会では火葬場が足りなくて、父が死んだときもそうだったけど、1週間くらいは「ドライアイス」だった。
で、母の件もあるので心配になって、ドライアイスあるのかなと葬儀業者に聞いてみたら、「じつは品薄です」とのことで、おーい、どーすんだぁ〜!!!
なので、大都会在住のみなさんは「じゃんじゃん火葬場を作れ〜」と言いたいところなんでしょうけど、でも火葬場はNIMBY。
ニンビーと読む。
Not In My Back Yard.
このあたりのことは、現在発売中の「2025年冬号 宅建受験新報」で、自称:大好評連載中の「宅建探偵FILE25『骨まで愛して。』」で書きまくったので、よかったら読んでみてくれたまえ。
若い衆は高齢者を支えきれるのか?
だめでしょうね。
あはは。
でもオレの世代(還暦組)までは、なんとか頼むわ現時点で40代のみなさん。
いっぱいカネを稼いで徴収されて、オレたちを支えるために働いてくれたまえ。
・・・と身も蓋もないけど。
ってか、いまの中高校生らはどうなるかというと、もっともっと悲惨だろうね。
高齢者に押しつぶされる。
カタストロフィってやつだね。
とはいえ、カタストロフィまではまだ10年くらいあると思うけど、一足先に、高齢者だけという世界を体験しに行こうと思いまして、大晦日(令和6年12月31日)に、娘2号(次女・大学生)と競艇にいってきました。
平和島ボートレース場です。
お察しのとおり、公営ギャンブルを支えているのは高齢者のみなさんで、もしよかったらみなさんもボートレース場(競艇場)に行ってみてください。
すっげーーーーーーーいっぱいいるから。
おなじ色合いの高齢男性。
一種類しかいない。
まるで、大襲来したアフリカのバッタを見ているような感じです。
色はグレーとか、暗色だけど、
あとは加齢臭。
でもご心配なく。
恐れるには及ばない。
あまりにもそのニオイしかしないと、いい感じで鼻が麻痺してくれます。
人間って、ほんとよくできてますよね。
ちなみに4レースからはじめて最終の12レースまで。
全敗です。
あっはっは。
前に書いたかもしれませんが、何年か前から48連敗です。
なせかというと、100円を1万円(いわゆる万舟狙い。「まんしゅう」と読む)にして、その1万円を100万円(あわよくば1,000万円)にしようとしているからでして、そうなると、外枠を買う。
B2クラスの若い女子レーサー(1着ゼロとかの選手)が6コースだったりすると、彼女をアタマにしたりして。
なので、あっはっは、彼女もオレも豪快な負けっぷり。
3連単が、裏3連単(6着・5着・4着)になったりして、それも2レース続けて。
なので娘2号からは「それって逆にすごいよね」と尊敬されたりします。
帰りに、駅ビル「ルミネ」に寄って、Womanフロアーへ。
お洋服。
娘2号は「色があるっていいよね」と言いました。
ということで、社会は多様化(まだ「化」がついてますけど)と言ってますけど、2025年からは「高齢者1本勝負」だから、そういった面での「多様化」とはしばしおさらばっすね。
その後どうなるか。
現時点での人口ピラミッドは、逆三角形は逆三角形なんだけど、ちょっといびつです。
ズドーンと量が多い世代が、現時点での後期高齢者=団塊の世代で、帯っぽい。
天気図面でいうところの線状降水帯みたいなもんです。
抜けると晴れ。
つまり、いずれ人口ピラミッドは寸胴になります。
そうなると、まぁだいじょうぶかなと。
いまの赤ん坊が40代ごろになると、まぁまぁいい感じになるのではないかなーと思います。
いまはまだ赤ちゃんのみなさん、どうぞご期待くださいね!!!