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ケアマネージャーの私が、娘の病気を通して学んだ「冷静さ」の大切さ
先日、娘が突然の発熱で学校を休むことになりました。
朝、いつも通りに登校の準備をしていた娘が、ぐったりとした様子で「頭が痛い…」と訴えてきたのです。
熱を測ると38度を超えており、顔色も悪く、食欲もない様子。
「これは、今日は学校を休ませた方が良さそうだ…」
そう判断したものの、私の心には焦りと不安が渦巻いていました。
というのも、その日は、利用者さんのご自宅へ訪問し、 サービス担当者会議を行う予定が入っていたからです。
「どうしよう…訪問をキャンセルしなければならない…」「利用者さんやご家族に申し訳ない…」「娘の看病はどうしよう…」
様々な思いが頭をよぎり、冷静さを失いそうになりました。
しかし、そんな時、ふと、自分がいつも利用者さんやご家族に伝えている言葉を思い出したのです。
「 どんな時でも、まずは落ち着いて、状況を把握することが大切ですよ 」
そうです。私はケアマネージャーとして、いつもそう伝えているではありませんか。
なのに、いざ自分が当事者になると、冷静さを保つのはこんなにも難しいのか…と、改めて実感しました。
深呼吸をして、心を落ち着かせ、まずは娘の看病に集中することにしました。
そして、会社に連絡し、状況を説明。
幸い、同僚が理解を示してくれ、訪問を代わってくれることになりました。
利用者さんにも、事情を説明し、改めて訪問の約束を取り付けました。
娘の看病をしながら、私はこれまでの自分の仕事ぶりを振り返っていました。
ケアマネージャーとして、私はこれまで、様々な困難な状況に直面してきました。
例えば、利用者さんの容態が急変した時、ご家族との意見が対立した時、介護サービスの調整が難航した時…。
そんな時、私はいつも、 「冷静に考え、立ち止まって判断する」 ことを心掛けてきました。
感情に流されることなく、状況を客観的に把握し、最善の解決策を見つけ出す。
そして、 利用者さんとご家族、そして周りの同僚と連携を取り、協力体制を築く ことを意識してきました。
今回の娘の病気を通して、改めて 「冷静さ」の大切さ を実感しました。
予期せぬ出来事が起こった時こそ、深呼吸をして、落ち着いて行動することで、より良い解決策を見出すことができる。
そして、 周りの人に頼ること、助けを求めること も大切です。
これからも、ケアマネージャーとして、そして一人の母親として、 どんな状況でも冷静さを忘れず、目の前の人と向き合い、最善を尽くしていきたい と思います。
今回の出来事を通して、私が改めて意識したこと
* 感情に流されず、状況を客観的に把握すること
* 優先順位を決め、冷静に行動すること
* 周りの人に頼ること、助けを求めることを恐れないこと
* 自分自身の状況を理解し、無理をしないこと
仕事と育児の両立に悩む方へ
* 完璧主義を捨てる
* 周りの人に協力を求める
* 自分のための時間を確保する
* 自分を責めない
ケアマネージャーとして働く方へ
* 利用者さんの立場に立って考える
* 常に冷静さを保ち、状況を把握する
* チームワークを大切にする
* 自分自身のストレスケアも忘れずに
このブログが、仕事と子育てに奮闘する方、そして、ケアマネージャーとして働く方の、少しでも参考になれば幸いです。