好きブルワリー好きビール(1)ブリュードッグ
パンクIPAでお馴染み、みんな大好きブリュードッグ BrewDog だ。
このところよりレアでよりマニアックでよりエクストリームなビールがどんどん輸入されてきているが、その流れに全くついていけておらず、2年くらい前から取り残されたまま、昔飲んだビールを懐かしむという、昔は良かった老人のような日々を過ごしている。
ブリュードッグといえば強烈なインパクトのIPAが真っ先に思い浮かび、それはもちろんすばらしいものだが、個人的にはブリュードッグといえばインペリアルスタウトであり、バレルエイジングである。
パラドックス・シリーズ Paradox Series
定番インペリアルスタウトであるリップタイド Riptide を、さまざまなハードリカーの樽でエイジングしたシリーズ。
2012年のアイル・オブ・アラン Isle of Arran (ABV15%のやつ?)と2014年のヘヴンヒル Heaven Hill を飲み比べた。
ボトリングから数年経たアイル・オブ・アランの熟成感と深みのあるモルティ、一方の樽詰されたばかりのヘヴンヒルはまだバーボンの荒々しさが残り、対比が面白かった。
トーキョー Tokyo*
1980年代の東京にインスパイアされたという、ジャスミンとクランベリーで香りつけし、ドライホッピングを施したうえで、フレンチオークのチップを漬け込んだ、とてつもないインペリアルスタウト。飲んだのはABV18.2%のやつ。
強烈に旨い。旨かったということしか憶えていない。
現行品?は手に入るのだろうか。また飲みたい。
ブラック・トーキョー・ホライズン Black Tokyo Horizon
ミッケラーのブラック Black(黑)、ブリュードッグのトーキョー Tokyo*、ヌウグナ=エウのダーク・ホライズン Dark Horizon をブレンドした究極のインペリアルスタウト、ブリュードッグ・エディション、ABV17.2%。
凄い。凄かったということしか憶えていない。
ちなみにこれのヌウグナ=エウ・エディションのホライズン・トーキョー・ブラック Horizon Tokyo Black を未だに隠し持っている。
ミッケラー・エディションのブラック・トーキョー・ホライズン(ブリュードッグのと銘柄名もボトルデザインも同一)は手に入れ損ねた。悔やまれる。
マッシュタグ #Mashtag
ツイッターとフェイスブックの投票でレシピを決めた、デモクラティックなビール。
最初の2013年と、次の2014年の投票に参加した。
試みとして面白く、投票に参加できたことも楽しく、できあがったビールを飲める日が待ち遠しかったことを憶えている。
最初のやつが一番好き。アメリカンなブラウンエールに、ニュージーランドのホップ、ヘーゼルナッツとオークチップを香りつけに、ABV7.5%。
アブストラクト・シリーズ Abstrakt Series
趣向凝らしまくったストロングな1バッチ限定シリーズ。
今26まであるの?
もうどれを飲んだか憶えてない。5つくらい飲んだと思う(少ない)。
ドッグA~G DogA-G
ブリュードッグの5周年から毎年発売されている記念ボトル・シリーズ。
CかDまで飲んだと思う。
アイ・ハードコア・ユー I Hardcore You
今はなきハードコア Hardcore と、ミッケラーのアイ・ビー・ユー I Beat yoU をブレンドしたダブル・インペリアルIPA。
暴力的なまでの柑橘香と、なめらかスムースなまろやかモルティ。
改めてみると、やっぱりブリュードッグってスゲーってなる。
スゲー!
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