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受験バカにならない為の思考法まとめ
さて、これをチェックしようとしている方はある程度受験の荒波に耐えてきた方々かと思われますが、ぜひそういった方々に読んでいただきたいです。
受験というのは事務処理能力に過ぎず、あまりそれを神格化しすぎるのもどうかと思われます。
結局マウント取れる材料か発言力を少し上乗せする程度、あとは新卒カードで就職採用試験に使える程度でしょうか。
日本全体が入試制度を重視しているので、正直経るだけで保険になってしまうのが現状ですが。
しかしながら、もっと広い視点で物事を捉えたり先を予測する能力の方が長い人生において大事だったりします。
目次です
・おおまかに言えばどういうこと?
・訓練された受験強者はこれが抜けがち
・徳の高い知性を
・世間体との関わり方
・総括
おおまかに言えばどういうこと?
よく出回っている自己啓発本ではクリティカルシンキングという言葉が執拗に使われて陳腐化してしまっていますが、ロボットのように言葉の意味を深く考えもせずにただ口先だけ繰り返して言ってもなんの意味もないのでしっかり掘り下げましょう。
クリティカルシンキングは、もともと議会民主制における良き市民を形成するのに必要であるとして、政治的なイデオロギーの明確な対立化、高等教育の大衆化を背景として台頭してきた概念です。
クリティカルというと批判という意味になりますが、アメリカの哲学者デューイは批判というよりも反省的思考として捉えています。
つまり、これはソクラテスの「汝自身を知れ」と同様、自分の既知としている事実、しようと思っている行動に懐疑的になりつつ自分のクセを把握するといった思考法です。
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