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FANZA同人×StableDiffusion:1年半の経験から見るメリット・デメリットと「飽き」の問題

割引あり

1. FANZA同人とは?

FANZA同人とは、DMMが運営する成人向けコンテンツのマーケットプレイスです。

個人のクリエイターが漫画、CG集、ゲームなどの作品を登録し、ユーザーに販売できます。私も約1年半前からこのプラットフォームで活動を始め、StableDiffusionというAI画像生成ツールを使って作品を制作・販売しています。

StableDiffusionを活用すれば、自分で一から絵を描くことなく、高品質なイラストや画像を生成することが可能です。例えば、美少女キャラクターのCG集やセクシーな写真風の画像集などを作り、FANZA同人に出品することで収益化できます。

簡単に収益構造としては…

制作の流れ
AIで画像を生成 → 必要に応じて画像をブラッシュアップ(修正・加工) → 複数の画像をまとめて作品としてパッケージ化 → FANZA同人に作品ページを作成し登録 → 購入者がダウンロード購入。

収益化の仕組み:作品が購入されると、その売上の一部が自分の利益になります(プラットフォーム手数料を差し引いた額がクリエイターに還元されます)。売上は毎月計算され、一定額を超えると振り込みなどで受け取ることができます。

といった流れです。


どのくらい稼げるのか?
これは作品の内容やクオリティ、リリース頻度、さらには運やタイミングにも左右されます。私自身は初月は7万円程度の売上でしたが、作品数が増えスキルが向上するにつれて月50万円、100万円、さらには452万と伸びていきました。


ヒット作に恵まれれば一作品で数千万円以上の利益が出ることもあり、事実、AI生成作品で大ヒットを飛ばし1年で1億円以上を稼いだクリエイターもいるほどです​。


もっとも、全員がいきなりそのような高収入を得られるわけではありません…


あくまで「稼げる可能性がある」ということで、実際にはほとんど稼げない人から専業で数百万円稼ぐ人までピンキリです。


稼げない人は月0円。時給単価100円くらいの方も多いです。
(これはブログやYouTubeなどの他の副業・事業と一緒ですね)


2. FANZA同人のメリット

1年半活動して感じた、FANZA同人(特にAI画像生成を用いたコンテンツ制作)のメリットを挙げます。

  • 誰でも参入できる:
    絵の経験がなくてもAIツールを使えばそれなりの作品が作れるため、ハードルが低いです。私自身、美術の専門教育は受けていませんでしたが、StableDiffusionのおかげでアイデアさえあれば形にできます。

    必要なのはパソコンとネット環境、そして熱意だけ。

    審査も比較的ゆるやかで(もちろん最低限のルールチェックはありますが)、成人向け表現が可能なぶん表現の幅も広いです。

  • 大きく稼げる可能性がある:
    前述したように、ヒット次第では月100万以上も狙えます。特に成人向けコンテンツは需要が大きく、ユーザー数も多いので、ニッチなジャンルで当たれば月数十万〜数千万円の売上を上げるケースも多々あります。

    副業でお小遣い稼ぎ程度から始めて、軌道に乗れば本業以上の収入になったという人も実際に存在します。

    私も運良く当たり作品が出た月は、会社の年収を一ヶ月で稼いで脳汁が溢れ出ました(あのときの感覚は今でも鮮明に覚えてます)

  • 自分の性癖・欲望を形にできる:
    FANZA同人は成人向けOKな場ですので、自分のフェチや妄想を思い切り作品にできます。「こういうシチュエーションが見たい」「この組み合わせが興奮する」といった自分だけの性癖を、AIに絵を描かせることで具体的なコンテンツに仕上げられます。

    創作を通じて自分の欲望を発散できるのは、大きなモチベーションにもなりましたし、同じ嗜好を持つユーザーが作品を楽しんでくれたときには大きなやりがいを感じます。

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