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「サメのかぞく」からの気づく、文脈の大切さ

 3歳の息子が良くYouTubeで「ピンキッツ」というジャンルの幼児番組をよく見ている。英語圏になると「Pinkfong」という名前になるのだが、ふとどこが運営しているのかなと気になった。

 本元動画は120億万回再生(2022/12/29)を達成している動画だが、これが子供たちにハマる。子供と一緒に見ていて、韓国文化に触れている歌もあったので、「韓国資本かな?」とは思っていたのだが、童謡でアメリカビルボードにランクインしているところから、世界的コンテンツに成長しているようだ。

 本題だが、このチャンネル「ピンキッツ」運営しているのは「The pingfong company」という会社らしい(名前そのままであった)

 英語のウィキしかないため、ある程度読んでみたところ、どうやらサムスン出版社という親会社を持つ、コンテンツ制作会社らしい。

 そこでこの話は反れてしまうのだが、私はこの「サムスン出版社」というのが、英語ウィキの場合「Samsung Publishing」と表記されており「え?あのサムスンの関連会社なんか????」と先入観で思ってしまった。ウィキの後述にて「no relation to the Samsung Group,」とあるため、全く関係のない会社であることがわかったのだが、じゃあどう違うのかというと、ハングル表記だと「삼성」がサムスン電子のサムスンであり、漢字表記だと「三星」になるようだ。
 一方、ハングルと音は一緒なのだが、サムスン出版社の場合「삼성」は「三省となるらしい。

 ハングルは同音異義語が多いとは聞いているが、今回初めて実感し、ちょっと感動した。日本語で言えば「橋」と「箸」が違うように、ハングルも文脈で理解しなければならない。これが日本語学習時における、海外勢の一つの壁であることを、韓国語で感じることができて面白かった。

 一方で文章の流れで単語の意味をとらえずに、先入観で思い込んでしまうことの怖さも改めて実感したのであった(自戒の念)

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