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【10分エッセイ#16】世の中の「あるべき論」は適度に使いこなそう

※10分間で書ききる、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ!※



この前友達がこんなことを言っていた


世の中には、緊張した方が良いとかしない方が良いとか、プレゼンでは〇〇すべきとかしないべきとか、色々な対立するあるべき論みたいなのがあふれてるけど、それを自分の状況に応じてどっちもをうまく使いこなせたら良いよね~



確かに世の中には「こうあるべき」みたいな論が色々ある。しかも対立する系のもたくさん。

・早く寝た方が良い、寝すぎない方が良い

・お酒は少しでも体に悪い、悪くない、

みたいに体にかかわる話から、


緊張した方が良い、しない方が良い、みたいなマインドセットの話

転職は〇〇歳まで、いや関係ない、というキャリアの話まで


「あるべき本」的なものもたくさんある気がしている。そしてたいていの主張は網羅されている、というか、ある主張があったらその主張の反対のことを言っている本もある気がする。(常識の反対のことを言うと売れるみたいな事情もありそう。)



いろんな主張を見ると混乱しそうにもあるけど、でもそもそも何かが「絶対こうあるべき」「これが一番あなたにとって良い」みたいな論はありえない。

その論の背景・前提を考えた方が良いし、その背景や前提が自分にあてはまるかどうかを考えないと、そのやり方・考え方が自分にあっているかはジャッジできない。

例えば「〇歳までに転職すべき!」という話。よくありますよね

でも、その人の能力やスキルに左右されるところが大きいし、その人の考え方や目指したいことによっても違う。またスキルは急に変化しないとは言え、個人の考え方や目指したいものなどの内面的な状況はどんどん変化するものなので、その時々での最適解というのは常にかわっていくのだ。


世の中には色々な言説があるけど、本当にそれって自分の状況にあっているのか、その論の前提としているところが何かを考えるのは大事なんだろうなと思う。

それで、気にしすぎず、自分にとって良いように適度に指針にしていけば良いんじゃないか。

ある時は「〇〇した方が良い」、ある時はその逆が自分にとって正義、みたいなことはあって良いし、よく起こることだと思う。


それを考えずに、無思考にある考え方にとびついちゃうと、自分の人生を壊すことになっちゃったりしかねない。でもそれには誰も責任をとってくれない。

もっと悪い方向に行くと悪徳商法とかマルチとかカルトとかにひっかかったりしてしまうのかもしれないな、と思うのでした。


おしまい!


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たきさん(滝沢頼子)@株式会社hoppin CEO
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