【染めの花】小さなバラで混色染め、5パターンやってみた

こんにちは、タキツネです。
今回は、小さなバラ（スプレーバラ）を染めてみました。

以前から時々やっている混色染めの実験。
2つ以上のカラーを混ぜて染めて、好きな色を探そうという遊びです。

■結果

真ん中の、青、赤、緑はハッキリした色なので染めっぽいですが、
両脇の２つは、元のと並べないと、どう変わったか分かりづらいですね。
自然な染まり具合とも言えますが、そうなると
「染める必要があるのか？」とも思えてきて悩ましいところです。

■以下、レシピ詳細

■青：ラベンダー(1)＋グランブルー(1)

元々のバラに、クリームっぽい色と中心部のピンクがあるので、
そこに青が重なって紫っぽい感じになっててイイですね。
単色の青だと、もっと真っ青になってしまう気がするので、
これはまた使いたい。

■赤：ルビー(1)＋ミント(1)

混色表で赤紫のような重い赤になりそうだったのでやってみました。
これも青と同様、単色の赤系では出ない気がする赤になりました。
また別途実験してみようと思いますが、
この感じの赤が好きな人はいるんじゃないでしょうか。

■緑：ミント(1)＋ブルー(1)

先日も綺麗なグリーン染めの記事を上げてますが、
今回のこれも綺麗に染まっててイイですね。
相変わらず「ミントだけじゃダメなのか？」という疑問は残ってますが笑
綺麗なのでよしとしましょう。

■黄：オレンジ(1)+イエロー(1)

みかんみたいな明るいオレンジ色になるかと思ったんですが、
思ったよりシックな黄色になりました。
これだけで見せられたら、たぶん染めだと思わないでしょう。

■グレー？：ラベンダー(1)+イエロー(1)

個人的には、これが一番気になっていたものです。
混色表で見ると、これはグレーだったんです。
「染めたら実際にグレーに染まるのか？」と思い、やってみました。

結果、確かにグレーっぽくなってますね。
元のクリーム＋ピンク色にグレーが重なった感じになっており、
大人っぽいバラになりました。
色味を抑えたアレンジメントだったら、
こういうバラにニーズがあるかもしれない。

やっぱり混色染めはおもしろい。
期待通りになっても、外れても感動があるのでやめられません。
また同じような実験をやってみようと思います。

■反省

青系なら青色の単色染め、赤系なら赤色の単色染めも
一緒に作業して並べないと、
混色したものがどう違うのかが分からないですね。
次回は見比べられるように作ります。

こうしてどんどんビンの数が増えていく。
最近、部屋中ガラスだらけで地震が怖いです。

さて、今回は以上です。
見てくださって、ありがとう！

■記録

・花：スプレーバラ（品種不明）
・染め液：パレス化学 切花着色剤ファンタジー
・レンズ：ZEISS Touit 2.8/50M
・カメラ：FUJIFILM X-E4