今日はこちらの本について、
自分なりに内容をまとめていこうと思う。
特に第2章の「学習 ー脳細胞を鍛えるー」について。
ここでは脳細胞の構造や、それらが運動に関係する仕組みを、
科学的に説明してくれている。
僕の好きな内容になっているので、まとめていこう。
超まとめ
脳内の「ニューロン構造」
脳内の電気信号を担う/調整するもの
→神経伝達物質
※精神状態を改善するために用いられる薬の殆どは、これら3つの神経化学物質に働きかける。だがそのシステムは非常に複雑で、どれかを増減すれば決まった結果が出るわけではない。
一つを操作すると、その影響は連鎖的に広がっていき、人によって現れる効果は違ってくる。
ちなみに・・・
ニューロンの回路を構築/維持するもの
→BDNF(脳由来神経栄養因子)
運動すると特に海馬にてBDNFが増加する
→海馬は学習活動に影響する領域
ニューロンは後天的に増加させ、その配列も変えることができる
一昔前の科学的定説:
脳のニューロンの総数は生まれつき決まっていて、脳は青年期に完成したあとは変えられない。
近年の科学的定説(1998年以降):
脳のニューロンは失われても、増加させることができ、その配列も変化させることができる。
=ニューロン新生を促し、さらに結合を促す
ニューロンは運動によって生まれ(ニューロン新生)、環境から刺激を受けて生き残っていくのだ(ネットワーク接続=シナプス結合し脳内回路の一部となる)。
感想
疲れたあああああ
今日はココまで!
ニューロンの構造については他で勉強していたので知っていたけど、
BDNFについては初耳だったから読むのが楽しかった。
運動や複雑な運動がBDNFの増加や、ニューロン新生/回路化を促すということも新たな知識だった。
運動大事だなぁ。
この先の章では「ストレス」「うつ」「注意欠陥障害」などなど…
脳の問題に関する章が続きそうなので、
読むのがより楽しみです~
では!