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【ぼっちざろっく】ぼざろ効果でヤマハのギター事業の売上が爆伸びしてるらしい……だが新しいパシフィカについてはちょっと辛口レビューも

お疲れ様です。
タキタロウです。

前から動画を見ていて、驚かせてしまった方はすいません。
今回の動画はタキタロウの地声でお届けできればと思います。

さて、本日の動画ですが7月にこのチャンネルでも取り上げた
フェルナンデス倒産の件とは打って変わってギター業界の明るいニュースをお伝えします。

それがこちら

ヤマハギター、海外で伸長 
米国メーカー買収/中国でアニメ効果 売上収益3.5倍


中国でアニメ効果ということは…みなさん大好きあの作品のことです。


今回の動画ではヤマハのギター事業が好調のニュースの紹介しつつ
改めてあの作品ことぼっちざろっくやヤマハのギター関係の製品についても
解説していければと思います。

このnoteではギターや音楽を軸に時にはアニメやゲームを絡めながら
マニアックな内容を語っていく記事を配信しています。
気に入って頂けましたら、フォロー、高評価よろしくお願いします。
それでは本編スタートです!


■ヤマハのギター事業が好調!?

まずは今回のニュースを改めて見ていきましょう。

静岡新聞の記事ですね。

ヤマハのギター事業が海外で伸長している。
2014年3月期に約122億円だった売上収益は24年3月期に430億円と約3・5倍に成長した。

エレキギターの本場、米国メーカーなどの買収効果のほか、
直近では中国やインドといった巨大市場での需要が増加している。中国は習い事を規制する政府の「双減政策」などで楽器メーカー各社のピアノ販売が落ち込んでいるが、エレキギターは堅調だ。

最近では同社のエレキギター「パシフィカ」やギターアンプ「THR」が登場する日本のアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」が中国で放送され、若年層を中心に趣味として購入する人が増えた。同社によると「市場が拡大し(売り上げは)10年前との比較で約4倍」(広報担当者)という。
 インドは19年にアコースティックギターなどの製造工場を設立。国内で生産した「メード・イン・インディア」のヤマハギターが受け入れられてきた。5年間でギターの売り上げは倍増したという。
 14年に米国のギターアンプや音響機器メーカー「ライン6」を傘下に収め、23年にクラシックギターで高いシェアを誇る米国のギター製造販売「コルドバ」を買収した。コルドバは世界的なミュージシャンが愛用するエレキギターブランド「ギルド」でも知られる。
 ヤマハの25年3月期ギター事業の売上高は前年比5・3%増の453億円を見込む。平岡健ギター事業部長(57)は「足元は全世界的な市況低迷で成長がやや鈍化しているが、早期に2桁成長ペースに戻す」と自信をのぞかせる。

となかなか凄いことが書いていますが、段落毎に見ていきましょうか

まず、

この部分ですね。10年間で売上が3.5倍。


 ヤマハのギター事業が海外で伸長している。2014年3月期に約122億円だった売上収益は24年3月期に430億円と約3・5倍に成長した。エレキギターの本場、米国メーカーなどの買収効果のほか、直近では中国やインドといった巨大市場での需要が増加している。


これはヤマハギター単体の売上というよりは
後半にあるギターメーカーである、ギルドやアンプシミュレーターやエフェクターで有名なLine6を買収した効果も大きそうです。

そして直近では中国やインドでも需要が増加していると。
中国は何となくわかるのですが、インドもそうなんですね。

確かにIT系の産業は伸びて来ているというのは認識していますが

続きを見ていきましょう。


中国は習い事を規制する政府の「双減政策」などで楽器メーカー各社のピアノ販売が落ち込んでいるが、エレキギターは堅調だ。最近では同社のエレキギター「パシフィカ」やギターアンプ「THR」が登場する日本のアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」が中国で放送され、若年層を中心に趣味として購入する人が増えた。同社によると「市場が拡大し(売り上げは)10年前との比較で約4倍」(広報担当者)という。


双減政策はじめて聴きましたね。中国政府は理由はしりませんが、
習い事を規制していると。

その影響でピアノの販売は落ち込んでいるが、ギターは好調。

そしてぼっちざろっくの影響でパシフィカやTHRが売れていて
中国市場の売上は10年前と比べると4倍になっていると

いや~。改めてぼざろ凄いですね。

けいおんも少なくとも国内ではブームになりましたが、中国の販売にここまで影響は出ていないんじゃないですかね?

唯ちゃんやあずにゃんが使っているメーカーが天下のギブソンとフェンダーということもあるかと思いますが。



何か詳細している人はコメントやXもやっていますので、
教えて頂けますと幸いです。

そしてやはり売れ筋はパシフィカとTHRと。

パシフィカはやはり売れているのはぼっちちゃんが使っている
600シリーズでしょうか?

アニメの影響もあるのでしょうが、改めて見ても、
お値段お手頃で、わかりやすく良いギターですからね。


新品7万円ほどで、セイモアダンカンのピックアップ。
ロッキングチューナーにウィルキンソンのトレモロブリッジ。
そしてコイルタップも付いているという。

パシフィカについてはぼっちちゃんと絡めて、
こちらの動画で詳細を話していますのでよろしければ
ご視聴ください。

THRについてはタキタロウも自宅用アンプとして使用していますが、
こちらも使いやすいですね。


その昔は家用のアンプと言えば、クリーンと歪チャンネルの切り替えができるかどうか?

ぐらいの機能しかなくて、音も潰れまくって正直微妙という印象だったのですがTHRは基本のクリーン~クランチ、リード、モダンなど単体で作れる歪の幅が広いことやコーラスやディレイ、リバーブなどの空間系のエフェクターも付属しており、自宅用としては必要十分な機能を持っていますね。


そして音も癖が無くて使いやすいです。

次に行きましょう。


 インドは19年にアコースティックギターなどの製造工場を設立。国内で生産した「メード・イン・インディア」のヤマハギターが受け入れられてきた。5年間でギターの売り上げは倍増したという。

 14年に米国のギターアンプや音響機器メーカー「ライン6」を傘下に収め、23年にクラシックギターで高いシェアを誇る米国のギター製造販売「コルドバ」を買収した。コルドバは世界的なミュージシャンが愛用するエレキギターブランド「ギルド」でも知られる。


ヤマハはインド内にアコギの製造工場を作って、5年間でギターの売上が倍増していると。

タキタロウが知らないだけかも知れないのですが、日本国内にもインド製のギターって流通しているんですかね?

ギターの製造国といえば、多くは

日本、中国、インドネシア、アメリカ、Mexico、
たまにカナダや欧州各国という印象です。

価格自体もどのくらいの販売価格なのか予想ができないですね。

そして14年にみんな大好きLine6を買収。
おお、改めてなんですがこれは初めて知りました。ヤマハ傘下なんですね。
タキタロウの世代はやたらみんなPOD2.0を使っていました。


そしてこれはつい最近、昨年23年にコルトバ、エレキギターブランドの
ギルドの会社も買収と。

ギルドのギターは日本でも流通していますね。
所有したことは無いのですがセミアコのイメージが強いブランド
ですね。

あと、少し前に気になったのがソリッドギターのラインナップで展開しているサーフライナーのデラックスというモデル。


見た目はジャガーとかjazzmasterとストラトを
混ぜた様な独特のデザインで面白いな~と。

見かけたら試奏してみたいですね。

そして最後、


ヤマハの25年3月期ギター事業の売上高は前年比5・3%増の453億円を見込む。平岡健ギター事業部長(57)は「足元は全世界的な市況低迷で成長がやや鈍化しているが、早期に2桁成長ペースに戻す」と自信をのぞかせる。


24年前年比の5.3%の売上像の453億円の見込みと。
全世界的な市況低迷で成長がやや鈍化しているが早期に2桁成長ベースに戻すと。

いやいや、これは凄いですね。ヤマハという世界的に大手の会社の
製造業……しかもギターという特に嗜好性が強い分野で
前年比二桁成長は半端ないです。

ちなみに少し前の決算のニュース記事も見つけたのでそちらも参照すると

ギター事業は2022年3月期の売上高が326億円となっており、今後は年2桁の成長を目指す。

とあります。たった3年で120億円程の売上アップとなっており、
ぼっち・ざ・ろっくは2022年10月~日本でアニメ放送されたので、23年、24年期の売上アップに貢献していると考えられらますね。

■ヤマハの新製品と今後について考える
※すいません。ちょっと辛口です(;'∀')

タキタロウの感想を話すと
日本国内のユーザーから見た視点としては国内企業の元気なニュースとしては嬉しい限りです。

ぼっち・ざ・ろっくの人気もあり事業にブーストがかかったのは、間違いなく追い風になっているかと思います。

ただ、今年発表されたパシフィカのニューモデルについては、
正直どうなんだろ?という印象ですね。


楽器自体の良い悪いは置いておくとしても、
価格的にもHPを見る限りのスペック的にもイマイチピンと来ない人が
多い気がしていますが、この動画を見ている皆さんいかがでしょうか?


価格だけで言うと、スタンダードプラスはインドネシア製で約18万円
プロフェッショナルは日本製で約30万円。


国内の規模の小さめの企業や工房の
コンポーネント系のギターなら理解できるのですが、ヤマハ程の規模の企業でこのコンセプトは微妙と感じてしまいました。

元々スタジオミュージシャン向けのモデルとして開発された経緯は分かるのですが…

似たコンセプトのギターとしてはFenderのウルトラシリーズはもちろん、国内企業で言えばアイバニーズのAZシリーズやフジゲンなんかも似たコンセプトのギターを発売する中でパシフィカを買いたくなる理由がホームページからは伝わってこないんですよね。



もっと言えばプロフェッショナルの値段に10万円足せばサーやトムアンの中古も狙える価格帯になるので。いやまあ、10万円は大金ではあるんですけど。

ラーメン屋で例えると食べなければ美味しいと分からないラーメンではなくて、見ただけで美味しそう、食べたいとなるラーメンを提供しないとお客さんはなかなか来ないのかなと


これはギターでも同じことが言えるかと。

個人的には、パシフィカならFenderのウルトラシリーズやアイバニーズAZシリーズと比べたときに引きなる要素を追加するか、

ヤマハならではのギター、レブスターではなくSGやセミアコのSAシリーズ何かを見直してコンセプトを切って作ってくれるといち、ユーザー的には嬉しいなと感じました。



色々話してきたのですが、日本の誇る楽器メーカーとして、ギター事業も、
Fenderやギブソン、PRSに負けないようなギターを作ってもらいたいですね。

さて、ここまでご視聴頂きましてありがとうございました。
今回はヤマハのギター事業が好調というニュースの紹介や
改めてぼっちざろっくやヤマハのギターであるパシフィカについてお話してきました。

いつも通り、今回話してきた内容はもちろんタキタロウのいち解釈ですので、こちらのニュースの感想やこんなヤマハのギターが欲しい、
いやいやタキタロウ、ふざけんな!

などあればコメントで頂けると幸いです。

それではタキタロウでした!
バイバイ!

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■コピーライト&引用元

・ヤマハギター、海外で伸長 米国メーカー買収/中国でアニメ効果 売上収益3.5倍

・ヤマハ、ギター事業強化 子会社が米メーカー買収
静岡

・American Ultra StratocasterR HSS/Fender公式ページ

・Suhr Pro Series S2/Suhrr公式ページ

https://www.suhr.com/product-archive/archived-instruments/suhr-throwback-s1s2-standard-pro/

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