【ロマサガ】日本のギタリスト(特にメタラー)にはロマサガファンが多い説イトケンサウンドとX JAPANの隠れた?関係性
お疲れ様です。
タキタロウです。
ついに発売されますね。
ロマンシングサガ2 リベンジオブザヘブンが。
あれ、このチャンネル、音楽とかギター系のジャンルじゃなかったけ?
なぜ新作ゲームの話をしてるんだ?と
思われた方いるかもしれません。
いやいや、ちょっと待ってください。
このロマンシングサガというゲームを語る上で欠かせないのが音楽。
そしてそんなゲーム音楽の中でも名曲ぞろいとされるゲームは数多くあれど
ギター好きとして絶対に外せないのがロマサガをはじめとしたサガシリーズなんです!
特にギタリストとしてのルーツをメタルやハードロックに置いている方、
サガシリーズのBGMを担当しているイトケンこと伊藤賢治さんのサウンドについて知りたい人。何だかよく分からないけど、ロマサガが好きでこの動画にたどり着いた人是非最後までご視聴頂ければと思います。
という訳で今回の動画ではサガシリーズ、そして
イトケンサウンド入門編について
いつもより若干テンション高めで解説していきます。
このチャンネルではギターや音楽を軸に時にはアニメやゲームを絡めながら
マニアックな内容を語っていく動画を配信しています。
気に入って頂けましたら、チャンネル登録、高評価よろしくお願いします。
それでは本編スタートです!
■ロマサガでメタルに目覚めたやつ100人はいる説
色々、解説を始める前に。
まずこの説を提唱したいと思います。
題して、
ロマサガでメタルに目覚めたやつ100人はいる説
はい(笑)。どうでしょう?
この時点で共感してくれた人は
是非、お友達になってください。
このサガというゲームはですね、
ゲーム内容、音楽、両面で非常にギタリストが好きになる要素が多いんですよね(笑)
だからこの説も間違ってはいないと確信しています。
それでは具体的に何故、そう思ったのか?
サガというゲームがどんなゲームなのか解説していきたいと思います!
■サガシリーズとは?
サガシリーズ(SaGa series)は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)からリリースされたコンピュータRPGのシリーズです。
このシリーズは、1989年12月15日にゲームボーイ初のRPGとして登場した『魔界塔士Sa・Ga』から始まりました。第3作目の『時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編]』を除き、初作から最新作まで河津秋敏さんを中心とするチームが手掛けています。
『魔界塔士 Sa・Ga』はスクウェアにとって初のミリオンセラーを達成し、ゲームボーイ初期のキラータイトルのひとつとなりました。さらに、この作品はゲームボーイにおけるRPGの新しい道を切り開きました。スーパーファミコン時代には、ファイナルファンタジーシリーズと並ぶほどの人気シリーズへと成長しました。
2024年4月時点で、サガシリーズは15作を数え、機種ごとにタイトルを変更しつつも、その都度新たなナンバリングを行う独特のスタイルを持っています。
2024年時点でのシリーズ累計販売本数は、1100万本を超えています。
■サガシリーズの世界観
サガの世界観を端的に表すとしたら、
自由(なんでもあり)、尖った名称の武器、そしてそれらを支えるシナリオとシステムですね。
戦闘では、剣・槍・斧などの白兵戦用武器や魔法が基本の攻撃手段ですが、未来的な機械や火器、兵器も頻繁に登場します。ゲームボーイ版の全シリーズ(リメイク作を含む)には「かくばくだん」が登場し、『魔界塔士 Sa・Ga』では、後に語り草となるチェーンソーの強力な攻撃力、神を真っ二つにできることで有名ですね(笑)。
『Sa・Ga2 秘宝伝説』では戦車「レオパルト2」が登場するなど、近未来的な要素が取り入れられています。さらに、モンスターとして登場するモビルスーツや、武器としての「はどうほう」、防具としての「アライのメット」など、他作品へのオマージュも目立ちます。
『ロマンシング サ・ガ』シリーズや『サガ フロンティア2』では、中世的な架空のファンタジー世界が舞台となっており、SF要素は排除されています。これらの作品では、アイテムや魔法の名称もFFシリーズから離れ、独自のものが採用されています。
『ロマンシング サ・ガ』シリーズでは吟遊詩人というキャラクターが登場し、各作品で異なる役割を担います。
また、『サガ フロンティア』では「リージョン」と呼ばれる多様な世界観が描かれ、初期のサガシリーズに似た要素を取り戻しています。
初期の作品では「神」の存在が物語の重要な鍵となっており、神々と人間(主人公たち)が対峙する場面が多く描かれています。
如何でしたでしょうか?
この自由で尖った感じ、でもちょっとこの神とか兵器とかクサい感じ(笑)
この時点で何となくメタルな匂いを感じませんか?
それでは、そろそろ、今回の動画の核心に迫りたいと思います。
■サガシリーズの音楽がギタリスト(メタラー)を惹きつける理由
サガの音楽といえば、伊藤賢治。
伊藤賢治といえばバトル曲と呼べるぐらいサガのバトル曲はかっこよさという点で卓越していると感じます。
その理由はイトケンさんのメロディセンスもさることながら、
SFC時代からバトル曲の音源にエレキギターを使い始めたことが大きいでしょう。
では、何故その経緯に至ったのか、そしてこの動画のタイトルや、冒頭に提唱したロマサガでメタルに目覚めたやつ100人はいる説に繋がるのか、その根拠について説明していきます。
■ロマサガが台頭した時代背景
タキタロウのサガの思い出を聴いてください。
タキタロウが初めてふれたサガシリーズはゲームボーイの
サガ2 秘宝伝説だったのですが、その時点でバトル曲、特にボス戦の曲は
幼いながらもカッコイイと感じてはいました。
そしてシリーズはロマサガに移り、ロマサガ2を経て確信したのが
ロマサガ3となります。この作品個人的に思い出深いもので、
当時SFCのソフトって小学生からみると超高額だったんですよ。
特に当時のスクウェアの様にROM容量が大きいものは新品で
1万円を超えていました。ロマサガ3が発売されたのは95年の11月でしたが
何か月も前からクラスの友達と発売日が近かった聖剣伝説3とロマサガ3どちらを買うかファミ通とVジャンプを買って話していたのを今でも覚えています。
ところが、そのころのタキタロウ家、異様に厳しく、母親が納得する
結果をテストの得点で示さないとゲームにお金を使えないというルールだったんですね。
ここで、ミソなのが母親が納得という抽象的な勝利条件と
ゲームにお金を使えないというところです。
これ解説すると高得点を複数教科で連続で取り続けなければ、
ならないということ、そしてご褒美に買ってくれるのではなく、
貯めた昨年のお年玉を使う権利を得られるというものなんですね。
今思うと
いや、うちのオカン厳し過ぎじゃない?(笑)
ロマサガ3を買うために小学生ながらに頑張って勉強してですね、
ゲームへの欲求と立ちはだかった
壁の高さから印象が強かったんでしょうね
30年近く経っても未だに覚えているんですが当時英語はなかったので4
算数、理科、社会、国語、4教科合計、400点満点中計390点をただき出して
無事オカンを納得させてロマサガ3を発売日に買いに行ったという思い出があります。
その後、労せずして。我が物顔でロマサガ3を遊ぶ、
タキタロウ兄を見てぶん殴ってやろうかと思いましたね(笑)
そして、SFCの終盤の名作としてロマサガ3は100万本の売上を突破することになります。
そんなロマサガ3ですが、バトル曲特に四魔貴族という中ボスとの戦闘時に流れる楽曲があるのですが、今聴いてもカッコイイ!
そして、ヘビーなギターリフ、そしてツーバスとゴリゴリのメタル曲となってます(笑)
当時小学生だったこともあり、長時間ゲームを連続で遊べなかったり、
何故か最初からやり直したりしてようやくゲームも終盤になり、
丁度そのころ解散する、しないとか、伝説のバンドだ~みたいな話題で
X JAPANの名前を小学生ながらよく聞くようになります。
その流れでタキタロウ兄や友達にCDを貸してもらってカセットに録音して、
聴いたところ衝撃を受けましたね。
かっけぇ!あれ?ロマサガの曲と同じやん!
早いテンポ、ザクザクと刻まれる低音、そして泣きの入ったギターソロや
ボーカルメロディ。
当時特に印象に残っているのが『Silent Jealousy』と『DAHLIA』でした。
ロマサガの楽曲とX JAPANに同じものを感じ、そこから年月を経て
メタルに入っていった当時のキッズ達(今の30~40代)も少なくないと
思っています。
そして、この仮説はタキタロウのその後の人生で2度立証されることになります。
1度目は大学で所属していた軽音サークルですね。
高校時代は音楽と縁のない部活に入っていたことや、一応進学校だったこともありカラオケには良く行っていましたが、音楽について深く話す友達はいませんでした。
しかし、上京し大学入学を機に入った軽音サークルにて仮説は確信に変わります。
そこで知り合った連中は全員変わり者の集まりで
(多分タキタロウもそう思われている)
メタル好き=ゲーム好き(何故か特定のゲームをやり込んでる)、小説好き、マイナーな漫画好き、良い意味でのバカの集まりでした(笑)
そして、タキタロウのロマサガとX JAPANのエピソードについて話すとほぼ全員から深く頷かれた(ちょっと引いた)のを覚えています。
そこから夜を徹して、ガラハドの処遇はどうしたか?とか、クイックタイムを使うのは邪道だとか、ラウンドスライサー覚えてからが本番だ等々、サガ談義がはじまったことは言うまでもありません。
2度目の立証は比較的最近の2015年。サガ25周年の時に偶然に見かけたイトケンさんのインタビューでした。
一部を抜粋します。
と答えています。
と、まさかのX JAPANの影響を受けて作曲した旨が語られています。
何だかんだ国内に強い影響力を持つX JAPANを下地にしている、そしてゲームもヒットしているという相乗効果から、タキタロウや大学時代の仲間が通ったルートというのは
当時のギターキッズ達の中では当てはまることが多いと。この時改めて確信しました。
まだ、インタビュー記事のページが残っていたので、URLを概要欄に載せておきますので前後気になる方はそちらも読んで頂ければと思います。
■タキタロウのサガシリーズおススメ曲
さて、最後に簡単にではありますが、そんなサガシリーズに登場するバトル曲の中からタキタロウ的に特におススメ曲を何曲か紹介します。
動画内で流せないのが本当に悔しいですが、ご了承くださいませ。
まずは
サガ2 秘宝伝説より
死闘の果てに
Save the world
中ボス曲とラスボス曲ですね。
ちなみにSave the worldについてはFFでお馴染み植松伸夫さん作曲となります。
イトケンさんの場合はシンフォニックメタルの影響が強めですが、植松さんはプログレメタルの影響を感じることが多いですね。
次に来週フルリメイク版が発売される
ロマサガ2より
クジンシーとの戦い
七英雄バトル
の2曲。七英雄バトルは言うまでも無いのですが、
やはり思い出深いのはクジンシーとの戦い。
プレイヤーと因縁のある敵とのバトル時に流れます。
少しネタバレとなるのですが、SFC版のオリジナルにはなかった
初出はガラケーの移植版が最初だったと思うのですが
とある裏ボスとの戦い時には専用BGMでもなく、ラストバトルでもなく、
七英雄バトルでもなく、このクジンシーとの戦いを持ってきた
スタッフのセンスに脱帽したのを覚えています。
そして、
ロマサガ3からは
四魔貴族バトル1
四魔貴族バトル2
ラストバトル
術戦車バトル
特におススメなのは四魔貴族バトル2。とにかくカッコイイ!
存分にイトケン節を堪能して頂ければと思います。
そして忘れがちなのが術戦車バトル。こちらはメタル云々ではなく、
完全にF1グランプリのテーマに使用されたT-SQUAREのTRUTHの影響を感じますね(笑)
ちなみに話は少し逸れるのですが、元T-SQUAREの安藤さんは
アークザラッドというゲームの作曲を担当しており、そちらも大変素晴らしい楽曲が揃っています。メタルではありませんが(笑)
機会があればアークザラッド特集も動画にしたいですね。
今回紹介した楽曲ですがYoutube Musicを始めとしたサブスクにて
解禁されていますので、興味を持って頂けた方は一度聴いてみてください。
本当は当時のオリジナル音源を聴いてもらいたいのですが、
アレンジアルバムも多数配信されています。
個人的には2012年に発売された無印のRe:Birth Ⅱ ロマンシングサ・ガバトルがお気に入りです。
さて、ここまでご視聴頂きましてありがとうございました。
今回は来週にリメイク版の発売を控えたサガの音楽についてでした。
皆さんのお気に入りのサガシリーズの楽曲や、今回の動画に共感して頂ける方コメントで教えて頂けると幸いです。
また、ここまで見て頂き面白いと思って頂いた方は、
もう一本タキタロウの動画を見て頂けますと幸いです。
それではタキタロウでした!
バイバイ!
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みたいな情報源があればめちゃくちゃ助かりますよね?
そこで今回、紆余曲折あってギターを手に取って今年で20年。
これまで、友人、後輩、同僚、ネットでもギターの購入の相談にものってきて、自身も累計400万円ぐらいはギターに使ってきてた人間の知識を詰め込みました。
詳細はこちらからご確認ください(^^)/
ギターの選び方ノウハウは、あなたが今後ギターを続けていく限り
ほぼ一生腐ることが無い知識となります。
良いギター、後悔しない納得の一本を見つけて、練習すると
上達も早いですし何より楽しい時間が過ごせると
思いますので、いかがでしょうか?
■コピーライト&引用元
・SaGa Series Portal Site | SQUARE ENIX
https://www.jp.square-enix.com/saga_p...
・ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン
https://www.jp.square-enix.com/rs2r/ 〈
SaGa〉〈聖剣伝説〉〈パズドラ〉などの音楽を手掛けるイトケンこと伊藤賢治が語る、その音楽遍歴とゲーム音楽へ至る歩み https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/9027
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