「ここには何もないかもね」 「何もないことがあったりはするかもね」 「ずっと一緒にいれるかな」 「ずっと一緒にいるよ、変わらなければね」 「変わることを恐れてたら何も始まらないよ」 「わかっていないなぁ、変わらないために変わるんだよ」 「なにそれ」 「知らない」 「もっとなにそれ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どこかの部屋のワンルームで、どこかの部屋の深夜3時で、 どこかの見覚えのある部屋で、こんな会話がありふれている。
人間慣れていくことが増えていくなぁと思います。 例えば「A」という出来事が起きたら 「B」という反応が返ってくる。 そしてその後は多分「E」の対応をされて、結局は「Y」になるみたいなことです。 自分の人生で今の自分は最年長で長い事生きてて経験値が増えていくので当たり前ではあるのですが、これがどうも厄介な気がするこの頃です。 経験はまるで自分はこうであるかのようなイメージを植え付けます。 最低なことをしたら多分それはずっと最低なことで、クソみたいなことはクソなりに愛があ
好きになっちゃいけない人を好きになったときはあなたはどうしますか。 体裁なんて気にせずに突っ込みますか。 いや、やっぱり我慢しますか。難しいですよね。 でもあれですよね。片想いの時期って我慢の連続ですよね。 その時間は苦しくも、辛くとも、嫌われてしまうかもしれなくとも、美しく、思い出に残ったりしますよね。それで報われたら最高ですよね。 サウナも結局僕たちの片想いなのかもしれません。 いつだってサウナはみんなのものなのだから。 ーーーー この日記は、「40分をどう愛する
無理だといわれると意外といけるんじゃないかと思ったりしませんか。 出来るといわれると謙虚にそんなことないのになぁと思うこともありますよね。 でも「好き」には正直でいたいですよね。 そんなこんなであの時食べたガリガリ君の味を思い出す季節になりました。 上司にエクセルのSUM計算でシグマ利用しなかっただけでweb会議超しに怒鳴られるよくわからない日もあったな。 自分の部署は毎年人がしっかり消えていく不思議な部署で、気付けば4年目に突入している。 体は中肉中背だけど、心はプロ
週末の深夜 一人で銭湯に向かった 深夜までやってる銭湯だ 仕事も終わり時間0時 あなたの着信はいつも通り無し 笑っちゃうような時間 駅前はいつも笑い合ってる そんな喧騒を横目に信号を待っている 隣で僕から見ても小柄な女性が一言 死にたいっすね そんな言葉に何か言えるわけでもなく っすね 何かが始まったのに終わった気がして いつもの毎日が始まる気がした こうやって毎日を過ごしていたらよく分かることだらけで飽きてくる やる気が起きずにどうしたらいいかも分からず 悪玉み
洒落た珈琲屋で洒落た名前の珈琲を飲む。 始まりはいつだって背伸びから始まる。 これが正解。 ってことはないことは26年間生きてきたから知ってる。 失敗とか成功は結局自分自身がどう思うかそれだけだと思っている。 あなたといる時間はまだかなり短い。 人生の中で恐らくおしっこしている時間位しか入れないのかもしれない。 いやおしっこしてる時間は一生で考えると長いかも。 だけどあなたの笑っている姿を見るために、馬鹿になれたりもする。 馬鹿みたいだけど、馬鹿みたいな時間が大好きで
いつからそんなことを、考えていたのか 思い出したように携帯を開く。 もう携帯を開く時代ではないのか。 ああそうだった。 電車で揺られてるこんな気持ちを誰が買い取ってくれるんだろう。 適応って言葉は僕を酷く困らせる。 社会で適応にできなくなっている僕は、一人の時が多くなった。 悪いことではない。特に嫌なことはひとつもないのだけれど。 なんでだろうか。なんというか。 空っぽなんだ。 空いた穴を探したいわけでもないし、なにかあるわけでもないけれど。 すこしだけ深呼吸をして鍵を開
「こんばんは。今日もお疲れ様です。」 ↑の言葉、夜にnote書こうとすると出てきますよね。 「いまどうしてる?」 ↑皆大好きTwitter呟こうとすると出てきますよね。 「写真」 ↑Instagramは何も出てこず、投稿したい画像や動画を選ぶことになりますよね。 「私と仕事どっちが大事なの?」 ↑哲学や言葉よりも情熱を持った誠実な対応が求められますよね。 不思議なんです。 行動の前には行動する起因があって、その起因にはまたそれを促す何かがあって、元をたどると自
26には仕事バリバリのサラリーマンで、 愛すべき人に愛されて、子供が出来てみたいな生活を送ると思っていた。 話を聞いて。 ---------------------------------- 3が日の間には掃除をしない方が言われていたのに、3日に掃除をしてしまった。掃除を手伝ってくれた友達は、べろべろに酔っぱらって、酎ハイを部屋にこぼしていた。 年末会う予定だった、会いたい人急遽好きな人がいると断られて、その悲しさでTwitterで連投ツイートしたら、そのツイートが原因で
心がうわついて変わりやすいことを浮気というらしい、逆に、二人の人を本当に愛してしまったら?それも浮気というらしい。 言葉っていうのは、たまに知識じゃ表せない色んな意味を含めてる時がある。 だから面白いことも面白くないことも起きる。 そんなこんなで、Case1で振られた僕は昔仲良かった女性とホッピー通りで飲んでコトの顛末を話をしている。 「珈琲屋でもいいんだけど、入り口付近だとドアの開閉が多いから寒いよね」 という訳の分からない理由で、路上に出ているもっと寒い場所で冷
僕らどこで間違えたんだんだろう 君が基準になってしまった僕はもう僕ではなく君だ 君だけを思っていたいことはできないから、 せめてこの時だけはと願うんだ こんな夜だから、あなたの顔がみたいな お酒でしか話せない本音をいつの日か本当に話せるように 小説で読む半径2mの物語にあなたを重ねて 夢の中でしか会えないことを知っていながら 大人になっていくんだ、いつ消えてもいいように準備をしていくんだ 絡めあって溶け合うようなキスがすべてだった 大人になっていくんだ、いつ消えても
「おい、彼女が来たぞ」 飲みすぎた僕の足取りは重い。 昨日までの楽しさは今日には持ち越せないようにできているらしい。 高校からの友人である桐谷にオートロックの解除、玄関へのお迎えを 全てお願いして、彼女は代り映えのない1Kの部屋に入る。 お酒の匂いが微かにしたんだろう。声色からして機嫌が悪い。 「早く準備してよ」 付き合って1年半程度の彼女との関係は、はっきりいって最悪だった。 会えば喧嘩続きだし、せっかくのゴールデンウイークの9連休も会える日はその日だけだった。
最初は適当な男だと思ってた なのに、あの人の行動一つ一つにドキドキしちゃって、、彼女いるのは分かってるんだけど、、 徐々に気になって好きになって、、 自分でも呆れるくらいに単純だと思った。 物事は、シンプルに。言いたいことは相手の気持ち考えずに突っ走るのが一番いいから。それで困らせてしまったら困らせてしまってからが勝負だよ。 あの人が言っていた。 全てに対して通ずる訳ではないけれど、なんとなく良いなぁとは思った。 別に彼に固執する理由はないんだけど ただ ほんとに
うだるような暑い夏だった。 僕は西へと足を運んだ。 理由は何もない。ただ西に行きたかった。 将来そっちに住みたいとかその時は思ってなかったし、 今思うと行かなくてよかったなんて思っている。 (旅行で行くのは大好きなんだけどね) 初めての大阪でそこそこドキドキしていた僕は 案内してくれるという心優しい方の元待ち合わせのあべのハルカスへ向かった。 初めて会う人に緊張しながらも僕は待ち合わせ場所についた。 身長は僕より大きくて、完全に僕より「大人」だった。 といっても、僕は
あらすじ 人生リハーサル(仮名)っていう病気にも近いような症状が社会人になってから発症した悠太は既に3年(実質6年)が経とうとしていた。 今ではすっかり使いこなしており、【失敗しない男】として名を馳せている。 そんな悠太が仕事で昔住んでいた家の近くを通った時に、 いかにも堕落している、上下スウェットのカップルが奥の方から歩いてくるのが見える。 「懐かしいなぁ、おれもこんな格好してよく近所のスーパー行ってたっけ。」 そんなことを思いながらカップルとすれ違った際に強烈な違和感を
知ったら追いかけてしまうから。 あの時、取り戻せる思い出は取り戻してはいけないことになったらいつになったら気づくのだろう。 引き出しに入っていた手紙を読んだ時に、 涙は出なかった。 自分自身にも嘘をついていたってことに 部屋の整理をしてて気づいた。 このワンルームは意外と広かったんだ。 あの子は 名前は昭和的で、 性格は令和だった。 僕はいつまで経っても失われた平成だった。 いつも行く定食屋に行くと、休みだった。 あぁそうだ。年末だった、すっかり忘