行政書士試験の勉強でスランプに陥ってしまったときの脱出法
滝川沙希です。
どんな勉強であっても、主観的には苦しいものであり、それは他人にどうこう言われるものではありません。
スランプに陥ってしまったときもそうです。
「その程度ではスランプではない」
「私の時は・・・。」
そのような言葉を発するほうは深く考えてなくとも、聞いてしまえば、もがいてしまうのが人の常だと思います。
そんな私もスランプに陥ることは、年に数百回ですが、皆さんと同じ人間ですので、一緒に考えてみましょう。ふざけているように見えるかもしれませんが、内容は本気です。
1 実は勉強していない?
模試の点数が伸び悩んでおり、これはスランプなのかも?とお考えの方。そうです。あなた様です。でも違います。勉強せずに点数が上がることは、超常現象を除き、ありません。勉強しましょう!
2 勉強する気が起きない!
これは多少上記とは異なります。モチベーションの上げ方は最も重要な問題です。
一つだけ確認です。
そもそも「勉強したい」という意欲にあふれる方はどれだけいらっしゃるのか。おそらくほとんどいないのではないでしょうか。
そのうえで、どうやれば勉強をしたくなるのかは、私も日々模索しております。嫌な人が定期的に出現するSNSには近づかないくらいしか思い浮かぶところがありません。
あとは、合格したら・・という下賤な欲望をバネに勉強する方もいます。口外しなければよいだけで、私はそれも立派な勉強法だと思っています(残念ながら私は淡白な性格のため、これが使えないのがむしろ悩みです)。
3 苦手意識がぬぐえない
勉強もしている、しかし苦手意識がぬぐえない・・・。これぞ真のスランプです。しかし、よく考えると苦手であっても、「その試験との関係では、合否に影響がない」場合は、深刻に考えなくともよいのではないでしょうか。
かくいう私も、大学院入試時の英語、外務省専門職試験での経済学、国家公務員試験(総合職)の民法など、常に苦手意識を払しょくすることができない科目がありました。しかし、いずれも合格しています。
種明かしというほどのことはありません。要は、合計して合格点を越えているかどうか、だけの話なのです(客観面)。自分が苦手かどうかということ(主観面)よりも、必要な点数を超える見込みでいられるかを考えてみてはどうでしょうか。
苦手意識を持っていても良い!ではないですかということです。
4 苦手意識があるし、点数が伸び悩む
このままだと合格点を越えられないかも、、、とお考えであれば、その科目を手厚く勉強する方針にシフトします。つまり、その科目に充てる時間を思い切って増やしてみます。
増やした時間は、どこかからか調達せねばなりません。①日常生活から調達するか(余暇を減らす)、②他の科目の勉強時間を減らす、③その他、しかありません。
大学生などの専業受験生であれば、①をとることが最優先です。余暇を減らしてください。社会人であって①をとれない方も、おいででしょう。そのときは②他の科目の勉強時間を減らすですが、②も取れない方は、③その他です。
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