見出し画像

講義がない状況下でやっておきたいこと

滝川沙希です。
COVID19の感染者が増加してきている背景を踏まえて、本日、緊急事態宣言が出ました。

このことにより、行政書士試験の実施について、公式情報に接する限り、現時点で特に影響はありません。
影響が生じているのは、この記事が主に念頭に置いている大学の入学者の皆さまです。

何が問題なのか

大学が封鎖されており、または開講されておらず、学生は(法律科目を)受講することができません。本来であればこの時期に法学の学ぶ手ほどきを受けていたはずですが、その機会が失われました

緊急事態は、1か月ということですので、大学については標準的には5月の連休明けまでいわゆる自粛が続くことになりそうです。

この期間の勉強をどうするのかが問題です。自動車は走り始めるときに、もっとも大きなエネルギーが必要になります。法学も始めが面倒なのです。

もう一つ問題があります。大学の生協や市中の書店にアクセスするのが難しい状況になっています。
これは、書籍を購入するときにざっと流し読みができない。
内容を確認せずに購入するのは教科書くらいでしょうが、教科書だけで行政書士試験に合格できるとは、申し訳ありませんが、標準的な学生ではできないと思います。

どうする?

まずは1か月の延期ということですから、その間に独学するしかないです。強くお勧めするのは、英語、第二外国語とともに勉強することです。
飽きないようにするためです。
語学については、この記事の対象外ですので、法学に焦点を当てます。

すでにご紹介している最初の一冊を読んでいただくことをご提案したい。

最初の一冊
https://note.com/takisaki/n/n42572045bbc0

『伊藤真の○○法入門』(日本評論社)は、候補の一つですが、これだけですと、すぐに読めてしまいますので、併せて『伊藤真試験対策講座シリーズ 1』「スタートアップ民法・民法総則」(弘文堂)などをお読みください。

民法以外は?

民法を最初に勉強してください。
行政法は応用科目です。後からでもできます。憲法は、いきなり入ると変な癖がつきます(要件効果の吟味が甘くなる人がいる)。
やはり民法だと思います。
行政書士試験にはありませんが、刑法について言及するとすれば、これも後回しで構いません。

まとめ

民法を勉強しましょう。語学とともに。

いいなと思ったら応援しよう!

滝川 沙希
できればサポートお願いします。法律学の勉強の苦痛から少しでも皆様が解放されるように活動しています! 新規六法の購入費用に充てていきます(笑)