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断捨離と気恥ずかしさ

おはようございます。断捨離をやっていたら、過去の(恥ずかしい)資料が出てくる…なんだか、むずむずしました。また、PC関連の「箱」も多数しまい込んでいました。懐かしいところでは、PowerMacG4のノートや、VAIOノート505などの箱。すべて処分しましたが、箱のつくりが分別しにくいなど、思想の違いを感じました。

気恥ずかしいものと言えば、論文です。出てきました、卒業論文。私は1994年3月に地理学科を卒業しました。なんと27年前です。地理はもともと好きな教科でしたが、大学の進学志望は「社会学科」でした。たまたま、一つだけ受けた地理学科にしか合格できず、そこへ進学(これが運のつきw)。そこで出逢ったのがM先生(この春定年退職とあいなりました。これでGo to hellが決定w)。

彼の巡検(「じゅんけん」と読む。地理学の用語で、地域を見てまわりその特徴を知る見学のこと。案内者は事前準備をして説明し、地域の理解を深めるFacilitatorとなる)は、とても面白くはまってしまいました。卒論は、そんな巡検を論文にできないかと考え、テーマを決めました。テーマの柱は「景観論」。

主観客観をどう考えるのか、そもそも巡検が論文になるのか…云々。課題はありましたが、何とか許してもらってまとめることができたのを思い出しました。もちろん「そんなテーマは偉くなってからやるものだ!」とのお言葉もM先生かその後指導いただいたO先生かから頂いたような記憶もw

当時はまだワープロ全盛時代。父親が購入したNECの「文豪mini」をフル活用し、ロッドリングで図を書いて仕上げていました。当然保存はフロッピーディスク、しかも2DDだと思います。データはどこかへいってしまったようで、見つかりませんでしたが、卒論本体が残っていました。この辺りも資料保存については難しいところですね(とは言え、個人の家では保管スペースには限りがあるので、エイヤー!が必要でしたw)。

卒業論文は、大学保存なのですが、「永久貸与」という制度があり、それで手元に残っていました。助手時代、大学に残されていた卒論を「エイヤー!」としたような記憶が…(^0^;) 新学部設立にともない学科も移転・引っ越しがあったからだと思います。いまはどうしているのでしょうかね(知ったことではありませんが)。

論文のフィールドは東京都心を流れる「日本橋川」です。その名の通り、日本橋の下を流れるあの「川」です。日本橋川は水道橋で神田川から別れ、竹橋を通り、日本橋を抜け、隅田川に至る都市河川です。その河川沿いの景観変化と地域の特徴を明らかにしようと試みた「野心作」(笑)です。中を見ると、約30年近く前の東京都心の写真もあり、懐かしさも感じられます。

かなり恥ずかしいところもあるのですが、このまま埋もれさせるのも何だかなぁと思い、こちらに公開してみようかと思います。学部学生のものなので、多くの参考文献の受け売り的なところはやむを得ませんが(たぶん、引用ルールは守っているはずです(汗))、お許し頂き、恥を忍んで公開します(なるべく原文のママで!)。

ということで、お目汚しになりますが、お時間あるときにご覧いただければ幸いです。

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takira
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