喫煙所
近所のある公園に喫煙所ができていた。
コンテナボックスみたいな箱に、大きく大阪市の市章と喫煙所のマーク。公園は基本的に禁煙だと思っていたが、どういうわけなんだろう。
想像してみる。
①禁煙だけど喫煙する人がいるので設置した
それはつまり、ルールを守れない人が多いから、その人のために税金を使ったということになる。よく分からない。ルールを守らせたらいい。
②喫煙する場所が街に少ないので設置した
もう少しマクロでみた場合、トータルでここに喫煙所くらいあったほうが副流煙による被害が防げるだろうということだが、この公園はまわりは住宅地や下水処理場、工場である。人の多い都心ではないし、歩きたばこ禁止エリアでもない。
その辺で吸えばいいし、家に帰って吸えばいい。もし野球少年たちの親御さん(グラウンドの横にある)が煙草を吸いたいなら車で吸えばいい。
③JTが全額負担して設置した
喫煙所の管理や借地料(公園使用料)も払っていたら、許せる。逆にこれ以外は納得しにくい。
さて、正解はなんだろう。
基本的に嫌煙者としては、たばこ税による税収よりも、気管支系疾患にかかる医療コストのほうが気になるので、煙草は大麻や覚醒剤と同じように法律で禁止にしてしまえばいいのにと思っている。
あんまり煙草を吸うことで生まれるメリットみたいなものもなさそうだし(デメリットは山ほどあるだろうし)。
とりあえず、近所の公園にわざわざ喫煙所をつくる意味が分からないと思った。なんなら少し憤った。