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中之島
中之島公会堂前の道路工事がたぶん終わった。これまであった車道を止めて舗装をやり変えていたから、ついにここも廃道かと楽しみにしていた。今のこども本の森中之島の前の車道もなくなり、歩行者空間になっていたからだ。
が、しかし。
蓋を開けてみたら、車道は残っている。あくまで中之島公会堂前と歩行者空間が一体的に見えるように車道の幅を狭め、段差をできるだけなくし、舗装を揃えていただけだった。車は通るし、車道の周りにはできるだけ目立たないように配慮されながらもガッツリとチェーンの柵まである。しかも目立たなくしたせいで、逆にチェーンにはいちいち注意!という紙までぶら下がっている有り様。
努力しました、でもここまでが精一杯でした感が強い。強すぎる。思い起こせば、すぐそこのこども本の森中之島前の歩行者空間化のときも地下のバイク駐輪場までのアプローチだけは残り、さらにはランドスケープという言葉も知らないようながらんとした愛想のない空間になったのだ。
大阪市の土木行政にはいつも呆れる。
あと少し、あと少しなのに。ここまで頑張れるのに。いいことしようとしたのに。
良くなったのにもうひとつ、それが大阪なのかもしれないとちょっと暗い気持ちになった。(大阪城公園の民活もそうだし、大阪メトロのトイレもきれいだけど入口のサインはイマイチだし)