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ルヴァンカップ vs京都サンガ

4月に入り、仕事も落ち着いたので、そそくさと後輩たちを尻目に会社を抜け出す。電車に乗る前にすでに3点ビハインド、守備崩壊は嫁のLINEやらTwitterやらで知っていた。やれやれ、と雨に打たれながら、家路を急いだ。
グループリーグ、1試合くらい落としても巻き返せる。そう思いつつ、今日のメンバーを小菊さんは選んだのかもしれない。
リーグ戦で出番の少なくなっている北野くんや西尾、舩木、清水や怪我明けの原川、リーグ戦では試合の締め役を担うカピシャーバや進藤、陽など、陸を除けば皆サブメンという構成。連携やら試合勘やらに加え、今日は雨、ということですべてが下手に転んだのだろう。
明るいニュースは、高卒ルーキーの阪田、そして短い時間だったが大迫塁のJデビュー。特に阪田くんは果敢に何度もドリブルでチャレンジし、なんとか右サイドからこじ開けようと攻め立てつつ、守備にも奔走していた。荒削りではあったが、坂元を彷彿させる楽しみな逸材だ。
カピシャーバもよく動き回り、意外とマルチなプレイヤーだという特徴も示した。
怪我明けの原川も本調子ではないにせよ、安定感や正確なパス、コーナーキックなんかは見せてくれていたかな。
残念だったのは清水か。雨でスリッピーだったとはいえ。ゴールキーパー、センターバックは本当に難しい。試合のオーガナイズが結構そこにかかる。そこが崩れるとゲームが崩れる。
ということで、結果的にはいいトコなしの0−4である。1点も返せなかったのは大きなロスだろう。みんな最高ぉーぅのバックステージパスを昨日の晩観た身としては何ともいえない気まずさ。
だけど、ヴィッセルも0−5で負けたっていうし、ガンバは3−0で勝ったし。ルヴァンは何があるかわからんのだ。リーグ戦ともリンクしない。
こんな日もあるさ。
雨に流してしまおう。
雨が止めば、また気温が上がるのだ。
今日出たみんな、次がんばって。

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