J1第15節 vsアビスパ福岡
3-0 反撃ののろし
辛い3連敗だった。ガンバ、ヴィッセル、町田。勝ちたい、勝ちたすぎる相手に負けたこの3試合。悪い流れが続き、戦術をどうせいこうせいとか、監督解任とか、たかだかいちサポーターが何言うとんねんというのが湧いて出る、そんな3連敗。
だが、小菊監督は今やっているサッカーを前向きに改善していくだけ、とあくまで今季のポゼッションサッカーを固持することを宣言。町田戦では、改善が見られたものの敗れた。
そして、苦手なアビスパ。ほんとに苦手で、12年もアウェイで勝っていない。相性が悪い。その相手に中2日。大阪に寄らずに福岡入り。
スタメンには、おっくんの相方にブエノが選ばれた。ブエノ、試合に出るたびに守備の意識が弱いとかプレーが軽いとか言われるが、ポジショニングが絶妙で、実はかなりクセが強い選手だと思う。背も高く、キックの精度も高い。どう活かすか。
変わったのは中盤の三角形。あちょがアンカー、前におっくん香川と並んでいたのが、逆三角形になり、ダブルボランチにあちょとおっくん、前にブエノ。ブエノはレオと並んだり、下りてきたりと自由に動き、おっくんが忍術でブエノのぶんまで守備をする。これまでSBがあちょの横まで来ていたが、そういうのはやめて、守備を安定化、おっくん、ブエノが細かく三角形をつくりながら、前にボールを運んでいく。引っかかったり、セカンドはおっくん、ブエノのコンビが回収していく。
そんな風にして厚みをもたせつつ、シュートの意識を強く、セットプレーも工夫を凝らす。
そういった小さな改善の積み重ねがレオ、あちょの得点につながった。ブエノのシュートからのレオのゴール。コーナーキックからのあちょ。
そして、最後はキヨからの為田。去年の推しからの今年の推し。キヨはやはりスペシャル。
あまりにも待ちかねた勝利。
さあ、ここからだ。まだまだシーズンは長い。
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