瀧本の映画感想 第六回「マイティ・ソー バトルロイヤル 」
さて、瀧本だ。これを読んでいる君はもう「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」を観たかな?私?私はまだだ、何事にも下準備は大事なのだよ諸君。そして、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(以下、IWと略)に向けての下準備はこれで最後にするつもりだ。シリーズものの最新作を観る前には前作をおさらいする人は多いんじゃないだろうか?IW直前の作品は何か思い出してみよう、そう謎に包まれていたワカンダの国王の物語「ブラック・パンサー」だ。しかし、IWにつながるインフィニティストーンについて語られるシーンはなく、なによりも最後のシーンはバッキーが生きていたというシーンで終わってしまう。たしかにキャップファンからしたら大事なことだ。だが、IWに向けて観るなら「マイティ・ソー バトルロイヤル 」が最適であると考えている。その理由と感想(感想を書くとはいっていない)を綴っていこうか。
この作品は前半と後半がはっきりと分かれている。前半は惑星サカールでのハルクとの再会だ。エイジ・オブ・ウルトロンで消息を絶ったハルクはサカールへと流れ着き、2年間もバトルロイヤルで戦っていたのだ。ソーによって(正確にはナターシャ)元の主人格であるバナーに戻ると、そのままアスガルドに同行されてしまう。なぜ、アスガルドにソーが戻る必要があったかというと序盤に父親であるオーディンにソーたちには実は姉がいること、そしてその姉が死の女神ヘラであることを知らされ、ロキと共にアスガルドを救ってほしいといい死んでしまうのである。その直後ヘラが現れ、交戦することになるがこのときにソーの象徴であるハンマーを壊されてしまう。ここがちょっとしたポイントで、ソーのハンマーであるムジョルニアのなかにはインフィニティストーンが入っているのではという疑問があったのだが、ハンマーは見事に破壊されその中には何も入っていなかったのである。いや~よかった、あ!疑問が晴れたってことだよ。ハンマーの件はそう...残念だったとねしか・・・
次に後半はアスガルドでのヘラとの激突である。アスガルドにいるかぎりヘラはどんどん力が増していくため、ソーは苦戦を強いられて右目を失ってしまう。ヘラに苦しませられる中でソーはアスガルドは国ではなく民であること、ハンマーはただの自分の制御機能であることを知り、民の避難が完了すると炎の巨人スルトを復活させアスガルドという国を滅ぼさせ、これによりヘラを事実上倒すことに至る。さて、ここからが大切なところでロキがスルトを復活させるためにオーディンの財宝室にいくとそこには四次元キューブがあるではないか、四次元キューブはガーディアンオブギャラクシーでコレクターがインフィニティストーンについて説明していたときに出てきていたので、まあ四次元キューブはインフィニティストーンなんでしょう。そして、最後のシーンでアスガルドの民たちを連れたソーたちが地球に向かう途中におおきな戦艦が出現し、これにて「マイティ・ソー バトルロイヤル 」は終わるのだが、おそらくというか確実にサノスの戦艦でしょうね。
とまあ、こんな感じでIW前には「マイティ・ソー バトルロイヤル 」を観ておいた方がいいというわけだ。説明ばっかりで感想無いじゃないか!!!と怒る人もいるかもしれないが、私自身ハルクが戦うシーンを生でサカールのコロシアムで観たかったしか頭に残っていない・・・ロキがどうせ四次元キューブをくすねたことは容易に想像できるし、ソーは髪切って眼帯つけてるし、ハルクと合流できたしで、IWのPVを観てあれ?そうだっけ?という疑問にたいして大方整理をつけてくれるだろう。
今回はこんなところかな。正直IWを観る前講座みたいな記事になってしまったがアクションだし映画内で感じるものが一番だと思っているからこればかりはしょうがないね・・・さあ、これで私も晴れてIWに臨むことができそうだ。おっと、その前にサノス君に人類の生き残りの半分に入れてくださいと茶菓子として落雁(インフィニティストーン)でも持って挨拶にいくとするかな。では、また会いましょう~