![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102827250/rectangle_large_type_2_18599545a765bcdb5a8c0b259555b3ee.jpeg?width=1200)
20・冬に読みたい児童文学2・「小さい魔女」
「小さい魔女」は ドイツの児童文学者オトフリート・プロイスラーの作品で、彼には「大どろぼうホッツェンプロッツ」という有名な作品もあるが、冬に読みたいのは「小さい魔女」だ。
小さい魔女が 冬にスカートを7枚重ねてほうきに乗って出かけ、寒い戸外で焼き栗売りに出会う。彼はそばのストーブで栗を焼いていても「足は2本のつららみたいで鼻風邪が抜けない」と嘆く。ほんとに寒そう。
ウィニー・ガイラーが描いている挿絵がまたいい。
魔女なのに、ツギの当たったスカートをはいてたり、
暖炉の前で編み物をしている様子が、とてもいい感じに描かれている。
ネットで見たら、去年、実写版の映画も作られたらしい。ビデオになったら、見てみたいものだ。