68・青の宇宙「曜変天目茶碗」
2017年 東京国立博物館に、「曜変天目」という国宝の茶碗を見に行った。
テレビで見て以来、ぜひ本物が見たいとあこがれていた茶碗にやっと会うことができた。
宇宙を思わせる何とも言えない青と模様
そしてガラスのようなつや。
どうしたらこんなきれいな茶碗が作れるのだろう。
もうひとつ、「おおっ!」と思わせる茶碗があったが
それも「油滴天目」という国宝だった。
やっぱりねぇ。
こちらも つやがすばらしい。
両方とも12~13世紀の中国のものらしいのだが
よくぞ今まで残ってくれたと感無量。
誰が作ったのか、どうやって日本に来たのか、もはや知るすべはない。
今の技術をもってしても、同じような茶碗を作ることは まだできないらしい。
期待を裏切らない青い茶碗のすばらしさに
やっぱり本物を見るのはいいなぁと思った。
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