36・ローリング・ストーンズ好きのスピリット・1~「クレイジー・ママ」
私は、今まで 自分は真面目で地味で控えめな人間だと思っていた。
私の青春時代は ロックやローリング・ストーンズとかは「不良の音楽」などと言われてた。
しかし、私はこれには不満だった。
私はロックやストーンズは大好きだったが 真面目に暮らしてたので不良と結びつけられるいわれはない!と思ってた。
しかも 早寝早起きというおよそロック好きとは言い難いライフスタイルだったし。
ロックは大好きだが、内田裕也のようにハチャメチャな感じの人をロックな人というのも面白くなかった。
ローリング・ストーンズだって一部ではハチャメチャと思われてたかもしれないが、私は、彼らは音楽という仕事に情熱を持った真面目な仕事ぶりの男たちという認識だった。不良があんなすばらしい音楽作れるか!
で noteも最初は、みんな私より若いのでコメントなんかしたら迷惑(ウザイ?)だろうと 控えめな私はこれでも遠慮してたのだが、そのうち大好きな音楽に我慢できなくなってついコメントしたら そのやり取りが楽しくて遠慮なんてどっかへ吹っ飛んでしまった。みんなの記事もすばらしいし!
そうして 真面目で控えめな私が noteで言いたい放題好き放題書いてたら、どうもnoteの人には違う思われ方をしてるような・・・・
で、心配になって 友達に聞いてみた。
私「私って真面目で地味で控えめだよね?」
友達「そう、真面目で控えめではあるわね」
そうでしょう?!
まあ、聞き方も悪かったかもしれないが・・・
いくら本音で言える友達でも「アナタって、不真面目で派手で出しゃばりだよね」とは、答えにくいかもしれない。
何だか混乱してきた。
年末 Donryuさんのところでのコメントのやりとりで、ハタと気づいた。
私のコメント「こんなハチャメチャな人(ジェリー・リー・ルイス)の音楽を好きな私って?と思わぬでもありません・・・」
に対してDonryuさんは こう答えてくれた
「ロックが好きな人って皆基本的に心のどこかにジェリーリールイスみたいな暴走要素があるんだと思いますよ・・・笑ただ実行に移してしまわないだけで笑・・・そういう意味で彼のようなある意味正直な人の音楽には清々しさを感じるんじゃないすかね?笑」
そうだったのか!!
私の中には、ロック好きストーンズ好きの暴走要素があるのだ! と納得。
暴走要素というより、自分は自分という何か熱いものがあると言ったほうがいいかもしれない。
そうして、私の本質は決して 世間体を意識した控えめなどというおとなしいものではないとわかったら 過去のいろいろな出来事がやっぱり・・・と思い出されてきた。
それを書いていこうかな。
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思春期のころの 娘のキキコと友達との会話
キキコ「うちのお母さんってば、あたしのことちっとも家の手伝いしないって言うんだよ」
友達「えー キキコなんてよくやってんじゃん。あたしたちが行くとお茶出してくれたり、チャーハン作ってくれたりして」
(私・それは自分の友達だから当然でしょ。家の手伝いじゃないってば)
友達「あたしなんて、うちじゃちっともやらなかったよ。だって、それはお母さんの仕事だって思ってたし」
キキコ「そーだよねえ。何でお母さんの仕事なのに、あたしがやらなくちゃなんないのよ!」
友達「でも、キキコのお母さんって 他人の家の常識なんてくそくらえ!
って感じだもんね」
まさか、そんな風に思われていたとは・・・・
そのときは
”こんな理解のある優しいおばさんのはずの私が・・・なんで???”
と思ったが、今思い返してみると、キキコの友達は私の本質(自分は自分という熱いもの)を見抜いていたんだなぁ。
思春期の母子のバトルを見てきた子供の友達にはバレていたのだった・・・
で、R・Stonesの「クレイジー・ママ」
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