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74・ローリング・ストーンズ I Got The Blues~「ミー・バーガラップ」


写真は、去年買って戸内で無事冬越ししたマンデビラという熱帯原産の花。
今年の夏はひとまわり大きくなって 戸外で大きな花を次々と咲かせる。


最近のマイブーム(古い!)は「ミー・バーガラップ」だ。
(ピジン語で「わたしはこわれた」の意味)

ピジン語とは

異なる言語の話者が接触して、交流の必要から生まれた、母語とは別の、応急実用のための言語

ということらしい。

「ミー・バーガラップ」とは、”女二人のニューギニア” に出てくる言葉で有吉佐和子さんが ジャングルで息も絶え絶えになって、ピジン語のわかるネイティヴにぼやいた言葉だ。相手は重々しくうなずいて「イエス・ユー・バーガラップ」と答えた。

夏に弱い私は、このところの暑さに本当に参って「バーガラップ」という言葉がピッタリの状況だ。
特に9月ころは夏バテもピークで、うっかり外へも行けない。
年のせいもあるかと思うが、私より年上の友人たちで夏元気に出歩いてるのを見ると、私個人の問題のようだ。夏に強い人がうらやましい。
で、こわれっぱなしだった9月も終わり、ちょっと涼しくなった日に はりきって草むしりしたら(たった2時間弱なのに)また、バーガラップしてしまった。人生終わりのような気持ちでいたが、無理しないようにして やっとまだ人生を続けられそうな気がしてきた。(noteは見てるし ご飯は作れるんだけど、出かけられないとか思いきり動けないとか思うとガックリきた)

しかしピジン語(ピジン英語)は面白い。
疲れたとか夏バテとかいうマイナスな感じより「ミー・バーガラップ」のほうが明るい。
ちなみに「あなたは正しい」は「ユー・ストレート」という。
これは夫婦ゲンカのとき使ってやろうかしらん。
謝るのはしゃくにさわるとき「ユー・ストレート」といえば一件落着。

もうひとつ、「女二人のニューギニア」の本の挿し絵がすごくいい。
これどっかで見たことある感じだよなぁと思って、よく考えたら
私の大好きな「ドリトル先生航海記」の挿し絵の人だった。
この挿し絵がよくて古い本を買い直したほど。
宮田武彦という人だ。



で、バーガラップした私に沁みるのは、もちろん

>こんなR&Bなオリジナル曲をこれほど黒っぽくやれるバンドは少ないと思いますね。>
とRyoさんが言ってるI Got The Blues

出典は下記です。



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