ミスiD自己PR ver.2.0 エントリーNo.00070 小瀧ひとり

他人の絵で救われたことはありません。
歌で救われるというのも、基本的にありません。
嫉妬ばかりして生きてきたから、誰かに救われようなんて思っていません。

わたしはわたしにしか救えないことをわたしは知っています。

逆も然りで、わたしは絵を描いたり歌ったりするのが好きだけれど、誰かを救おうなんて考えてないのです。そんな傲慢なことを考えたことはなかった。
尊敬するの、心から。尊敬しながら嫉妬するの。
誰かを救える人間は素晴らしいと思います。

わたしの素直さは、作られたものです。
意識しないと自分の思ったことを言うのを忘れてしまう。だから楽しいときは意図的にわたしなりの天真爛漫を表現して、好きな物は好きだと口に出して、でもマイナスな感情はできるだけ柔らかく表現して。
それは自分で作ったものです。
言っていることはひとつも嘘じゃないけど、わたしは元来素直な性格ではないのです。
何も考えなくても最初から素直な人に嫉妬してしまう。愛されて、愛して生きてきたのね。
わたしだって愛されて生きてきたのにどうして違うのですか。

色んな素晴らしいが存在して、わたしはその都度嫉妬してしまう。
わたしは自らの素晴らしさを忘れてしまう。
だから最近はちゃんと意識することにしました。
幸せや自己肯定感は、意図的に確認しないとわたしには認識することすら難しかった。

なぜわたしが幸せかわかりますか。
それは勘違いを恐れているからです。
勘違いをしたままのわたしは同じ環境にいても不幸だったでしょう。
それを恐れているからです。
ねえ、何も考えなくても幸せになる方法ってありますか。
愛されて生きたい。
愛して生きたい。
それだけなのです。

ここへ来たのは、愛され方をもっとたくさん知るため。愛され続ける方法を知るため。
わたしはわたしにしか救えないけど、あなたに愛されることでわたしも何かを愛することが出来る。
それって救いなのかも。
誰かに救われようなんて思ってない、なんて言ってやっぱりあなたに救ってほしいのです。
傲慢ね。


この記事はミスiDに同じくエントリーしているあめちゃんの企画した #ReミスiD自己PR というものです。

ミスiDのエントリーシートを書いた時から自分は変わったという人が多かったので自己PRを書き直そうという企画です。
わたしはあの時からあまり変わってないから自分の人間性の補足みたいな自己PRになりました。
わたしはわたしの文章が大好きなので、ver.1.0も見てほしいな。

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