猫又のニヤ

吾輩は猫又である 名前はニヤ どこか薄暗い所で にや にや と鳴いていたから 似夜と名…

猫又のニヤ

吾輩は猫又である 名前はニヤ どこか薄暗い所で にや にや と鳴いていたから 似夜と名付けられたのにや 吾輩の声が聞こえるあんたは心がピュアな人間か?それとも単なる変人か?はたまた、、、猫?

マガジン

  • 白い少女

    創作物語「ロスト・カラーズ」のサイドストーリー アルビノの少女「美雪」と彼女を護る少女「里奈」の物語

  • 青い痛み

    創作物語「ロスト・カラーズ」のサイドストーリー 佐伯眞魚が書いた詩を中心にした樋口稜の語る物語

  • The lost colors

    創作物語「ロスト・カラーズ」 ※最新エピソード順に並んでいます

  • 赤い目

    創作物語「ロスト・カラーズ」のサイドストーリー 「雪ウサギの人」を中心に広がる色盲の主人公たちの物語

  • そうが

    げに語るより難しきかな

最近の記事

  • 固定された記事

言の葉(自己紹介)

人は多かれ少なかれ心の中に 「小さなささくれ」を隠していると思う その「小さなささくれ」は時に 固まりとなり君を押し潰そうとする もがいて くるしんで くやしくて もどかしくて やるせなくて   そんな時だれかの言葉で救われる事がある その傷が癒されることがある 小さなささくれに囚われ邪魔をされていた 君の心が動き出す瞬間がある かつての僕がそうであったように今度は 僕の言葉が君に届く事を願って 僕 は 言 の 葉 を 書 き 続 け 行 く

    • 優しい人

      情熱大陸「間寛平」を観ていた時 間寛平さんが奥様に言われた言葉 「優しい人のお笑いは人を傷つけないお笑いなんよ」 「優しくない人のお笑いの陰には泣いている人がいるんよ」 それに対し「ええ言葉やろ?ワシはそれをいつも考えとんねん」と話していた。(奥様の言葉はうろ覚えですが) 世の中の「狂気な世界を描いた映画や物語」の中にはエンドを迎えた時に心に残るモノがある。 反面、嫌な気持ちしか残らない映画や物語があるのは 前者のそれを生み出した作家はきっと「優しい人」なんだろうな ふと

      • 子分と朝日 一足早く年末のご挨拶を スキやコメントを頂きありがとうございました 来年は記事も少しずつ書いていきたいと思ってます 皆様良いお年を ※コメント不要です ※飼い主は子分のつもりでいますが彼は自分が親分だと思っているでしょう

        • 「そこに咲く花を」

          そこに咲いている 小さな花を ひとつ摘みとって 君にあげることはできるけれど その花は いずれしおれてしまう だから 僕は 君といっしょに 探しにゆきたい そこに咲いている 小さな花を いっしょにしゃがんで 見ていたい

        • 固定された記事

        言の葉(自己紹介)

        • 子分と朝日 一足早く年末のご挨拶を スキやコメントを頂きありがとうございました 来年は記事も少しずつ書いていきたいと思ってます 皆様良いお年を ※コメント不要です ※飼い主は子分のつもりでいますが彼は自分が親分だと思っているでしょう

        • 「そこに咲く花を」

        マガジン

        • 白い少女
          2本
        • 青い痛み
          12本
        • The lost colors
          18本
        • 赤い目
          4本
        • そうが
          7本

        記事

          プライベートが忙し過ぎて言葉が一向に降って来ません。しばらく更新が無いと思いますが元気にしていますので。 あ、コメント不要です😊

          プライベートが忙し過ぎて言葉が一向に降って来ません。しばらく更新が無いと思いますが元気にしていますので。 あ、コメント不要です😊

          「犬張子」

          以前映画のワンシーンに、この「犬張子(いぬはりこ)」が出ていて、同じ大きさ(高さ約30センチ)の物を探していたところ受注生産であることが分かり「じゃあ自分で作るか」に至ったのが制作理由です。 犬張子をお宮参りの小物として使うことは、愛知県名古屋市にある「熱田神宮」が発祥であるとされていて他の地域ではあまり知られていないようです。 実際に僕も見た事はありましたが、どんな事に使うのかは知りませんでした。 ワイヤーで骨組みを作り、その上に和紙を水糊を使い貼っては乾かしその上に

          「次の月が満ちるまで」

          新月の夜に月の海に沈めた君の遺体を 満月の夜に月の海から引き上げるんだ 冷たい水に寝れた君を 温め息をふきかえそう 青白い君の体が薄紅色に染まってゆく 君の中に僕のを注ぎ込んで染めてゆく そしてまた月の海に沈めよう 次の月が満ちるまで沈めよう

          「次の月が満ちるまで」

          「香り」

          夜風に香る その香は あの日の 君の香り かすかに 僕の心を くすぐる 、、、

          「調香師の記録」

          雨を蒸留して出来たパフュームと 涙を蒸留して出来たパフュームを どのくらいの割合で調合すれば 心に染み入る香りになるのか? 傷を癒せる香りになるのか? 正解(こたえ)を探している

          「調香師の記録」

          「牡丹と薔薇」

          君は 希望 を手に入れたんだ 欲しいと望んだ あの青い羽を けれど 欲望 は叶えられずに もがき苦しみ 踊り続けている 牡丹と薔薇は どちらが綺麗? 囚われた蝶は 不幸か幸せか? 君は 蝶のように華麗舞う内に 絡めとり獲物を捕らえる 蜘蛛の毒牙を持つ女なれ 優雅で可憐な牡丹の内に 鋭い棘を持つ薔薇であれ

          「牡丹と薔薇」

          題名「叶わぬ夢を手にするために」

          「天野喜孝氏の作風をどこまで再現出来るか」に挑戦してみた作品。サイズは65cmx55cm かの有名な「街」(ファイナルファンタジーⅥ)を模写 あの独特な彩色を再現するために天野喜孝氏が実際に描いているドキュメンタリー動画を見て絵の具の混ぜ方や水の含ませ方、筆運びを可能な限りトレースし完成に2ヶ月をかけました。それだけに自分でも完成度が高いと思ってます。 「街」は特に色んなバージョンで市場で再販を繰り返していてサイズや色合いに違いがあり(ゲームパッケージも色が原画と違っている)

          題名「叶わぬ夢を手にするために」

          「半分だけでいい」

          君に伝えたい事たくさんあって けど君に届く声がないから 月に向かって話していたんだ 半分だけの月は君の所にもあるよね 重ねたってひとつにはならないけど それは僕らとおんなじだけど きれいな物は半分でいい 君のところにも半分で 僕のところにも半分で 半分だけでいい、、、

          「半分だけでいい」

          「君」

          君の名前を呼びたくても 僕は君の名前を知らないんだ ただ「君」としか呼べないんだ それは時にとてももどかしくて けどそんなこと知らなくても この空の下で繋がっているんだと 名前も知らない君と、、、

          「ただ君の言葉を」

          その孤高の刃ような言葉は 僕の喉元に突きつけられた 後には引かない君 だから 僕は前へと足を踏み出す この喉に突き刺った君の刃は 僕の言葉を奪うだろう だけど 君の刃はもう僕のものだ 素手でも君の声は力強いんだ ああ僕は黙って 君の言葉を聞いているから

          「ただ君の言葉を」

          「歌唄い」

          毎日 無数に生み出されてゆく あの子の唄が 好きだった けれど それは時に吐き出すように 自分の中の 何かを吐き出すように 血を吐きながら 生み出している 血を流しながら キーを叩いてる そんな中にも 毒のような花が咲いていた そんな中にも 血まみれの可愛さがあった 君にもらった あの唄は あの頃の君 そのもので いつも そこにいるんだ 僕の 歌唄い

          「歌唄い」

          「チョコレートソース」

          人が闇に溶けるんじゃない 闇が人を溶かすんだ 眠る君の上に 真っ黒なチョコレートソースみたいに とろり とろり 覆いつくす 君が 真っ黒い闇になる 闇が 君を真っ黒にする

          「チョコレートソース」