小説を執筆する際の頭の中~そのなな~

小説を執筆する際、自分の経験したことが無い内容を描写する際、気を付けていることを徒然と書いてみます。

まず、自分で経験したことが無い内容については、実録漫画があったらそれを参考にしてみます。丸パクリにしたくないので、そこは想像力でリアルとファンタジーの良い按排になるよう考えます。

その他、資料になる書籍や画集などがあれば、図書館で借りたり、本屋で買ったりと、できる限り文献のあるものを参考にします。

今ではインターネットの記事やSNSの投稿内容から膨大な量の情報が手に入りますが、その内容の信憑性は匿名で公開できる面もあるので、インターネットやSNSで収集した情報に関しては、そこまで反映させないように注意しています。ざっくりとした概要を掴みたい時に関しては、インターネットの記事やSNSの投稿内容で把握する感じかな、と。

また、言語の取捨選択も、できる限り本の辞典辞書で調べるようにしています。アナログにはアナログの良さもあります。普遍的な概念、正確な意味合いは、流行り廃りのない表現で正しい意味で世に送り出したいですから。

端的に言ってしまえば、小説は、虚構です。しかし、その作り出した虚構である小説を、如何に読者の皆様がその虚構の世界にのめり込んでくれるか…が、小説家の、腕の見せ所でもあると思っています。持論ですが、リアルとファンタジーの按排が、そこの出来を左右させる、と考えています。

その為、私は、できる限りタイトルを直接的なものにしないよう、心がけています。タイトルで、これから読んで頂く小説の内容が丸分かりになってしまうのは、少しもったいない気がしますので。

ただ、そういった、タイトルが直接的な表現のものもアリだとは思っていますし、ギャグ系だと読んで頂く小説の内容を明確に提示した方が効果的なこともありますから、ケースバイケースですね。

個人的な拘りというか、マイルールみたいなものですが、私が何かを参考にするときは、こんな感じです。

それでは、これで本当に、お休みなさい。

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