「ウチはがんばらないよ」
保育園の卒園間近、娘を迎に行った時の、
先生との会話。
「もうすぐ卒園だね」
「うん!」
「小学生だね」
「うん。そうだよ」
「頑張ってね」
「ウチはがんばらないよ。たのしむんだ。」
子供に社交辞令は無い。
いつでもちゃんと自分の頭で考えて、ちゃんと答えを出して、ちゃんと正直に伝える。
当たり前のことなのに、自分は全く出来ていないことに気づいた。
そんな真っ直ぐな娘の言葉を聞いて恥ずかしい気持ちになった。
「頑張ってね」
と言われたら、
「うん!」
ということが、相手に対しての「思いやり」だと思っていた。
相手が喜ぶ(だろう)という忖度を、
無意識にしていたのだということを思い知った。
嘘のない心からの言葉は、誠意となって相手の心に染みる。
丁寧な嘘よりずっと。。。
子供に教えられたこと。