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5. いのちに繋がる

七人の導き人たちと焚き火を囲みながらおこなった、いのちのアカデミアのキックオフ
そんな日にあった一つの話


この森の中もいのちだらけで、すごいたくさんのいのちが絡まり合っているところに僕は今座ってて、それを感じている

土や葉っぱや草、風や太陽、全て

この、いのちの絡まり合いの中に自分が確かにいるぞ、っていう感覚が
日常で仕事やいろんなものに埋没していると
ついそこから離れてしまうというか
そういうことが僕も含めてある

この一年間で
いるんだけどいないかのように思っちゃってるところから
そのいのちの絡まった場所に
みんなが戻っていく

そういう場であり時間なんじゃないかなぁ
いのちのアカデミアって

このドラムの音や
唄の音
この風の音と
絡まってくる

そしていのちがこう躍動してるのを感じるし、この土の下ではすごいいのち達が生きて死んで死んで生きてをやってる

僕らはその中で生かされるし
この地球の上に乗っけてもらって生かされているので
難しいことはなくて
こういうまとったもの全てすっ飛ばしてしまえば
残っているものはここの森に存在しているものと同じなので
そこに行くのでしょう

僕はそのガイドの一人

みんな多くの人が
この森の世界と
たとえば東京なら東京という世界と
分けちゃっている
心の中で

あそこにいったらリラックスできて
こっちは辛いから我慢して生きようって
休みの日になったら羽を伸ばせる

なんか知らないけど分けちゃってる

こっちとあっち

そういういろんな分断というか分かれちゃった世界が
世界の至るところにある
国と国もそうだし会社と会社や
家族同士とか
そして自分の中にも

人に見せられるところと見せられないところと分けて
いいところだけ見せて生きてる

これ辛いんじゃないかと思う
本当は
めちゃくちゃ

それを、混じり合っていくというか
分断が溶け合って繋がっていくような
その間にいる存在として居て
気が付いたら分けていた境界線が
なんか滲んできちゃう
自分の中で

そして
森の中にいる時も都会の自分がいるし
都会にいる時も森の自分がいるし
そのどっちでもなくて
両方がまさに混ざり合ったような状態の自分で日々を生きる

このプログラムは長いから
季節も巡るし
行ったり来たりができる

直線で綺麗にいくんじゃなくて
ジグザクに

その間にいろんなことが起きて
また、いろんな自分と出逢っちゃって
人と出逢っちゃったり
もめたりしながら

でもなんか

気が付いたら最初の場所じゃないところにいたなぁと。




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