ウッチー

誰もが生まれ持っている野性の感覚や人間性に根ざした内なる衝動を取り戻し、創造的に生きていけることを願い、自然の中での学びの体験をつくってます。 Follow your bliss.

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最近の記事

軽井沢ラーニングフェスティバル2024はどのような場であったのか

軽井沢ラーニングフェスティバル2024 が2024年10月26日に閉幕した。 軽井沢ラーニングフェスティバル2024はどのような場であったのか。 場に立ち上がるもの、微細な身体感覚、感情のプロセス、普段の自分では選択しないような未知の領域の体験や、自分もgiveをしてみようと心に決めた瞬間の恍惚と不安、叡智や神秘、圧倒的な自然の力を前にして抱いた高揚感と畏怖の念。 どんなに言葉を紡いでもその表現からはこぼれ落ちてしまう、あの時の身体感覚や心の深いところに生まれた感情が伝

    • スカウティング“モモ”をふりかえる

      松木 正さんのマザーアース・エデュケーションと宇井 新さんのカムワッカとの、ティーンエイジとおとなが混ざった一泊二日のプログラム「スカウティング“モモ”」を、6月8日9日の二日間、ライジング・フィールド軽井沢にて開催した。 軽井沢では初開催となるこのプログラムに、運営として、緊張感を持ちながらどきどきわくわく臨んだ。 “スカウティング”=インディアンの部族の目と言われていた「スカウト」、“モモ”=ドイツ児童文学作家ミヒャエル・エンデの「モモ」からそれぞれとって本プログラムタ

      • 「松木 正 火のワーク」を終えて

        インディアン(ネイティブアメリカン)のある古老が、今から20年近く前に言った。 「火は、われら祖先に幸福をもたらした最も大きなギフトだ。」 人は火にあたって暖をとり、火を使って食事を作り、火を囲んで語り合った。人々の暮らしは火と共にあって、火を通して人々の『幸福』が見えた。 インディアンの思想や叡智、儀式などを取り入れた環境教育プログラム「マザーアース・エデュケーション」を主宰している松木 正さんは、インディアンが「火」の話をしているときには「幸福や愛」についてを語ってい

        • リトルウルフキャンプとはなんなのか

          広大な森の中をパック(群れ)で探し追いかけ捕まえ逃げられ、それでもなんとか捕まえた鹿を引きずって、狩り場に入れようとするリトルウルフたち。そのパックをつながりを、引き剥がしに猛烈な勢いで突進してくる他の鹿たち。 リトルウルフたちの息は切れ腕の力と握力はもうほとんど残ってない。いろんなところが痛い。怖い。もう嫌だ。それでも身体の奥底から湧き出る力を振り絞って全身の力を振り絞って叫ぶ。 つながれ!絶対に離すな! 私が止める!あっちを助けて! 行け!!行け!! リトルウルフ

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          軽井沢ラーニングフェスティバル2023 Day3 -Photo by Ren Ueda

          軽井沢ラーニングフェスティバル2023 Day3 -Photo by Ren Ueda

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          軽井沢ラーニングフェスティバル2023 Day2 -Photo by Takuya Sogawa

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          軽井沢ラーニングフェスティバル2023 Day1 -Photo by Takuya Sogawa

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          軽井沢ラーニングフェスティバル2023がいよいよはじまる。

          みなさん、こんにちは。 軽井沢ラーニングフェスティバル実行委員会のウッチーです。 今年の9月21(木)22(金)23(土)で開催する軽井沢ラーニングフェスティバル(以下ラーフェス)2023がいよいよ近づいてまいりました。 ラーフェスのオフィシャルサイトでは、大人チケットや学割チケット、今年参加するBuddy陣の発表、キッズキャンプのチケット、宿泊予約、フィールドマップなどが公開されています。 ラーフェスは、軽井沢の標高1200m,4万坪の自然フィールドで、白紙のタイムテ

          軽井沢ラーニングフェスティバル2023がいよいよはじまる。

          創造の扉をひらく

          子どもたちに驚きと感動の種をまき、ひとりひとりの探究心に火をつける、興味開発型の学び舎である「探究学舎」。 わあ、すごい」「えー!」という驚きと感動、「なんで...」「くそう」という憤りと葛藤。こうした心を揺さぶる圧倒的な「学習体験」が、子どもたち一人一人の、自身の「情熱のありか」につながる旅の道しるべとなる。 そんな学習体験を生み出していく探究学舎のファシリテーターや社員たち自身が、「こうすべき」「こうしなければならない」など、自分の外側にある世界で良しとされていること

          創造の扉をひらく

          僕が自然と五感を大切にする理由(後編)焚き火とサウナ

          この本の中で、著者でインディアンの儀式を取り入れた環境教育プログラム「マザーアース・エデュケーション」を主宰している松木さんは、インディアンが「火」の話をしているときには「幸福や愛」についてを語っている、と書いている。 僕はまだ、この「火を通して人々の『幸福』を見る」ことはできていないが、それでも火を前にしている時に、心が安らぎ幸せを感じ、じっくりとその時間を味わい過ごすことはできる。それは決して”1/fゆらぎ”と言われる不規則なゆらぎによるリラックス効果だけの話ではない気

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          僕が自然と五感を大切にする理由(中編)畏怖の感情

          前回、僕が自然と五感を大切にする理由の一つ目を、何冊かの書籍の助けを借りながら整理してみた。 今回はその続きである。 僕が自然と五感を大切にする理由の二つ目は、意識がリセットされ拡張され、変容のきっかけとなり得るから、である。 これは、大自然を前にした時の感動や驚き、畏怖の感情である「Awe(オウ)」についてや、その効果ととれる。 カトリーン・サンドバリとサラ・ハンマルクランツ著の『Awe Effect』ではこう書かれている。 畏怖の経験による心の変化については、ア

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          僕が自然と五感を大切にする理由(前編)バイオフィリア

          僕が普段から行っている学びの体験や対話のプログラム創造において、自然と五感を大切にし中核に据えているのだが、その理由を何冊かの書籍の助けを借りながら整理してみた。 まず一つ目は、こころと身体の状態が、やすらぎ、ひらき、ニュートラルな状態になるから、という理由がある。 これは、自己との対話(内省)においてゆっくりと深く潜っていくことや、他者との対話における開示や気付き、そしてメタ認知や抱えているものの浄化などに大きく影響すると思っている。 この「こころと身体の状態が、やす

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          スウェットロッジとはなんなのか

          スウェットロッジ。 1000年以上前から続いてきたネイティブアメリカンの伝統儀式で、個人の成長やコミュニティの結束に欠かせない最も重要な儀式の一つとされてきたものです。 その伝統を守り続けたラコタ族の言葉では「イニィピー」と呼ばれ、それは子宮回帰を意味するそうです。 小さなドーム状の小屋。参加者は四つん這いになって入っていき、囲炉裏を囲むように隙間なくぎゅうぎゅうに座る。儀式が始まると、真っ赤に焼けた大きな石が次々と中に運び込まれ、水が注がれ、蒸気が舞い上がる中、扉が閉まる

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          totot -taiwa no sauna- の循環はじまる

          豊かにはたらき、生きるために、人の心と身体をサウナで解き放ち、その人の明日からの「半歩」を創り出すプロジェクト「totot」(トトット)の、様々な領域ではたらく人たちが初めて集いサウナに入り、問いと向き合い対話するプログラム「taiwa no sauna」の第一回を”SaunaLab Kanda”で開催した。 tototを始めるにあたっての想いについては以前こちらで語っているので、今回は「taiwa no sauna」について書いていきたい。 tototがおくる「taiw

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          サウナの旅は良いねという話

          僕は定期的に仲間たちとサウナの旅(通称:サ旅)に出掛ける。 これまでに、長野県信濃町の野尻湖湖畔にあるThe Sauna(ゲストハウスLAMP)や、新潟県湯沢町の苗場山にあるHEIDI SAUNA(ゲストハウスHEIDI)、群馬県前橋市のSHIROIYA SAUNA(白井屋ホテル)、静岡県裾野市のThermal Climb Studio Fuji(サウナ倶楽部)などに行った。 今のところは日帰りで行ける距離の場所に弾丸で行く形が多い。 さて、サ旅の何が良いかという話をす

          サウナの旅は良いねという話

          テーマは「冒険」。 『軽井沢 本の學校』がライジングフィールド軽井沢で行われる。

          軽井沢ラーニングフェスティバル2022秋で「本の學校」出張セッションを実施した、『軽井沢 本の學校』校長の河野 通和さん、『軽井沢 本の學校』主宰のあさま社代表 坂口 惣一さん、編集者のひのなおみさんが再びライジングフィールド軽井沢に集結する。 2022年12月18日(日)に『軽井沢 本の學校』がライジングフィールド軽井沢にて開催されるのだ。 第二回目となる今回のテーマは「冒険」 読書の案内を務めるゲストは、北極冒険家・荻田 泰永さん ということで、まさに冬のライジングフ

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