都内から特急で3時間、中三依温泉
中三依温泉に行ってきた。縄文時代から人が住んでいるという、小さな集落だ。
都内(浅草)からは、東武鉄道の特急リバティ会津に乗って約3時間。鈍行で行く場合は、東武鉄道や野岩鉄道などを乗り継いでいく。
ゆっくりと走る電車が、山をかき分けながら、進んで行く。
車内は、田舎にありがちながらんとしたものではなく、乗客それぞれの、休日を持ち寄っているような雰囲気。
駅に着いた。中三依温泉駅は、小さな小さな、無人の駅。だけど、電車の窓からは、たくさんのテントが目に入った。ふだんは静かな村も、今日はとても賑やかだ。
夜のバーベキューまでまてなくて、おじか食堂で、二八そばをいただく。何気なくたのんだのだけど、とても美味しくておどろいた。明日も、帰りに食べて帰ろうか。
温泉に入ったあとは、バーベキュー。
前日から漬けておいたジャークチキンをほおばる、ほおばる。醤油をすこしたらしたしいたけも、いいよなあ。
夜は、星をながめながら、焚き火。すこし遠くにいても、ながめているだけで、冷えていた手も温まってくる。
キャンプをしている日の、朝は早い。空気は澄んでいる。音が聞こえるたびに目を向けていた、小さな電車も、徐々に見なれたものになる。
二八そばを食べてから、近くの男鹿川へ。ずうっとながめていたくなるのは、焚き火とおんなじだね。帰りの電車、一本だけ遅らせようか。
翌日は平日だからか、いつのまにか、人が少なくなっていた。そこにはただ風が吹いているだけ。
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