たきびさん@FIRE 自己紹介
東京大学を卒業後、GAFAMでソフトウェアエンジニアをしていました。2024年に退社し、FIREライフ(経済的自立と早期リタイア)の"実験"中です。
ゼルダの伝説の主人公リンクが、たき火を見つめながら時間を過ごすのが好きなので、「たきびさん」という名前にしました。
退職まで
GAFAMでソフトウェアエンジニアを10年間務めていました。高速化、分散システム、機械学習、LLMなど様々な分野に携わりました。コーディング、レビュー、アーキテクチャデザイン、プロジェクト管理など、多岐にわたる業務を担当していました。
FIRE したきっかけ
FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的自立と早期リタイア)は最近人気が高まっています。私が興味を持ったきっかけは、7年前に同僚が「早期リタイアしたいんだよね」と言っていたことでした。当時の私は仕事を辞めることなど考えておらず、「うわー金持ちだな」と思っていただけでした。
その後、住宅ローンを組む機会があり、年ごとの資産額を予測するライフプランをスプレッドシートにまとめてみました。それを使うと、ある年からの収入を0にしたシミュレーションが簡単にできました。いろいろ試行錯誤しているうちに「あれ、これなら65歳まで働かなくてもいいんじゃないか」と気づきました。
一度「FIREまであと○年」という具体的な数字が見えてくると、エンジニア気質からその数字を最適化したくなります。「昇進に向けて頑張る」「資産運用する」「支出を減らす」の三方向で努力を重ねていきました。ライフプランを再計算するたびにその数字が減っていくのを見るのは楽しかったです。
しかし、今回私はその計画よりも少し早めにFIREすることを決意しました。つまり、ライフプランの計画どおりではなく、途中で破綻する可能性があるままのFIREです。早めた理由は様々ありますが、たまたまそれらの理由が一度に重なったという偶然が大きかったです。理由の詳細は別の記事にまとめたいと思います。
実験としての FIRE
FIRE後の生活を発信する人は、増えてきてはいますがまだまだ少ないです。良かった話も、失敗した話も、「こんな人はFIREに向いていない」みたいな、本当に経験して語っているのか分からない話もたくさん出ています。ただ、少なくとも向き不向きはあるだろうと思うので、一度やってみて判断しないとだめだと考えています。合わなかったらその時点で別の選択をすれば良いと決めています。
これからの数年間は、「まだ若いときに老後を経験する」実験だと捉えています。「65歳になって初めてリタイア後と向き合う」より、一度このタイミングで経験することで良いことがあると思っています。これから急にボケたり健康を損ねたりするかもしれませんが、今ならまだ対策や軌道修正ができると考えています。逆に65歳になって初めてリタイアした後、急にボケたり健康を損ねたりしたら、復帰は難しいと自信があります。「あの時FIREの実験をした際、ここが課題だったから今度はこうしよう」と将来言えるようにするのが、今回の一番の目的です。
note の使い方
今はこんなようなトピックについてつらつら書こうかと思っています。
ソフトウェアエンジニア関連
FIRE 前の準備
FIRE 後の学び
資産運用、資産シミュレーション
子育て・中学受験サポート
趣味
TODO: このセクションは後で書き直します。